日産、4月20日発売予定の新型「セレナ」e-POWER、受注2万台達成

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日産は4月13日、新型「セレナ」e-POWER(4月20日発売予定)の受注台数が、2万台を突破したと発表した。また「セレナ」としては、1991年に初代モデルを発売して以降、国内での累計販売台数が200万台に到達した。

新型「セレナ」e-POWERは、新開発の1.4リッター e-POWER専用エンジンを組み合わせた第2世代「e-POWER」を搭載し、よりパワフルで気持ちの良い加速性能や、高い静粛性を実現しているほか、センターピラーインナーなど複数の骨格車体部品に、製造時のCO2排出量をマスバランス方式により100%削減した、低CO2高炉鋼材を新たに採用。カスタムカー「AUTECH」や、幅広いニーズに対応する福祉車両、車中泊仕様車「マルチベッド」など、特装車にも幅広くe-POWER車をラインアップしている。

なおe-POWER車は、「セレナ」購入者の約半数以上が注文しており、15%以上が最上位グレードのLUXION(ルキシオン)を選択。ボディカラーは、プリズムホワイトが1番の人気カラーで、次いでダイヤモンドブラック、2トーンではプリズムホワイト/スーパーブラックが好評だとしている。

また日産は、金融子会社である株式会社日産フィナンシャルサービスと、パートナーの損害保険ジャパン株式会社と共同で開発した、車両搭載のテレマティクス技術を活用した自動車保険プラン「日産カーライフ保険プラン つながるあんしんプラス」 を、新型「セレナ」e-POWERより導入。同商品は、「日産カーライフ保険プラン」が提供する従来内容に、「安全運転アシストサービス」と「緊急対応トータルサポート」の2つを加えた新たな保険サービス。

「安全運転アシストサービス」は、テレマティクス技術により車両から取得した走行データに基づき、ユーザーの運転挙動をスコア化することで安全運転に対する意識を高めると共に、スコア結果によって保険料が割引になるほか、「緊急対応トータルサポート」では、万が一の事故の際に、緊急対応(救援機関への連絡)からレッカー手配、保険会社への事故報告まで、一気通貫してユーザーをサポートする。

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