日産「アリア」「アリアNISMO」のマイナーチェンジを実施、フロントデザインを一新、日本市場に合わせたサスペンションに最適化

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日産自動車は12月22日、「アリア」および「アリアNISMO」のマイナーチェンジを実施、アリアを2月20日より、日産アリアNISMOを3月19日より発売すると発表した。

2021年に初代モデルが登場したアリアは、その力強い加速、滑らかな走り、EVならではの静粛性と、ラウンジのような心地のよい室内空間を特徴とした、日産ブランドを象徴するフラッグシップEV。

 

<「アリア」をマイナーチェンジ>

今回のマイナーチェンジでは、フロントデザインを一新するとともに、より快適な乗り心地を提供するサスペンションの採用や、Google搭載のNissanConnectインフォテインメントシステムの採用、充電ポートに専用コネクターを差し込むことで電力を取り出すことができるV2L(Vehicle to Load)機能を採用した。

外装では、「タイムレス ジャパニーズ フューチャリズム」に基づいた先進的でダイナミックなこれまでのデザインを継承しつつ、次世代EVとしての新たな表現を目指し、フロントフェイスを一新。グリル部分をボディと同色とすることでよりシームレスでクリーンな印象を強調した他、Vモーションを車両外側に配置することでシンプルでありながら力強い存在感を演出。

足元では、アルミと樹脂のコンビネーションで構成された新デザインの20インチホイールを装着。クルマ全体の洗練された印象を際立たせるために、ホイールには敢えて繊細なデザインを施すことで、印象的なコントラストを演出した。

車体色には、オーロラの光からインスピレーションを受けた新色「プラズマグリーン」と「ミッドナイトブラック」を組み合わせた「翡翠乃光 ーヒスイノヒカリー」を設定した他、2種類の2トーンカラーと5種類のモノトーンカラーを用意。

内装では、新色「ホワイト/グリーン」を設定。落ち着いたトーンのグリーンの上級レザーを新たに開発し、ライトグレーとのコントラスト且つモダンなコーディネーションとすることで、先進的な世界観を際立たせた。

今回新たに採用したGoogle搭載のNissanConnectインフォテインメントシステムでは、「Googleマップ」「Googleアシスタント」「Google Play」の各機能に対応している他、充電ポートに接続する「AC外部給電コネクター」を使えば、ドアをロックした状態でも1,500Wの電力を使うことができ、アウトドアアクティビティに加え、災害時の非常用電源としての活用が可能。

加えて、日本市場に合わせて乗り心地を重視したサスペンションのセッティングに最適化し、より洗練された上質な乗り心地を実現。路面からの入力による車の動きを減らし、乗員が感じる揺れを軽減。

他にも、「インテリジェント ディスタンスコントロール」を新たに採用した。

【希望小売価格】[アリア]667万5900円~807万2900円

 

 

<「アリアNISMO」をマイナーチェンジ>

アリアNISMOは、アリア e-4ORCEに、NISMO専用の加速チューニングを施し、アリアの持つ圧倒的な動力性能をさらに引き上げた、EV NISMOのフラグシップ。NISMO専用にチューニングした電動4輪制御技術「NISMO tuned e‑4ORCE」による、スポーツカーのように自在に操れるハンドリング性能を実現。

今回のマイナーチェンジでは、アリアと同様にGoogle搭載のNissanConnectインフォテインメントシステム、AC外部給電コネクター、インテリジェント ディスタンスコントロールを採用した。

なお、アリアNISMOの価格は後日発表を予定している。

 

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