レクサス、改良新型「RZ」を発表、BEVシステム全面刷新で航続距離伸長・充電所要時間短縮、「RZ550e“F SPORT”」を新規追加

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レクサスは12月24日、「RZ」の大幅改良を実施し、同日より全国のレクサス店を通じて発売した。また併せて、レクサス充電ステーションを博多および軽井沢に新たに2拠点開設するとともに、販売店での充電サービスの強化も図った。

今回の大幅改良では、プラットフォームを改良した他、電動化技術を活用した四輪駆動力システム「DIRECT4」の特性を見直し、走りのコンセプトである“The Natural”を更に磨き上げることで、自然で気持ちの良い走りの味「Lexus Driving Signature」を深化。

また、BEVシステムを全面刷新し、モーターの高出力化や航続距離の伸長、充電所要時間の短縮を実現。

さらに、新たに「RZ550e“F SPORT”」をラインナップに追加設定。LEXUSとして初採用となる、次世代の操舵感覚をもたらす「ステアバイワイヤシステム」の他、「インタラクティブマニュアルドライブ(Interactive Manual Drive)」では、加減速におけるシフト操作時の高揚感を高めるサウンドの演出と相まって、スポーティでダイレクトな走行性能を実現。前後モーターの高出力化を施し、300kWの最大システム出力とすることで、より力強く爽快な走りを追求した。外装では“F SPORT”カラーの他、空力性能を向上させるための前後スポイラーとホイールを設定し、内装に“F SPORT”シートやアルミペダル類を装備することでスポーティな世界観を強調。

 

 

<新型「RZ」の主な特長>

◆BEVシステムを全面刷新し、基本性能を徹底的に追求

  • 全グレード高出力化による動力性能の向上
  • 航続距離の伸長と、充電システムの見直しによる充電所要時間の短縮で利便性を向上

◆レクサスならではの走りの味の深化と新しいドライビング体験の提供

  • BEV専用プラットフォームの改良による素性の向上で、走りの深化を実現
  • ドライバーの意図に忠実な走りを支える新四輪駆動力システム「DIRECT4」の進化
  • 音や振動の発生源を抑制する源流対策にこだわったLEXUS BEVならではの高い静粛性

◆運転する楽しさをもたらす“F SPORT”をラインアップに追加

  • レクサスとして初となる「ステアバイワイヤシステム」と、走りの楽しさをもたらす「インタラクティブマニュアルドライブ」を新規設定
  • 空力性能に根差した“F SPORT”独自の外装デザイン
  • ステアバイワイヤ用ステアリングホイールの設定など走りを想起させる“F SPORT”独自の内装

 

【希望小売価格】790万円~950万円

 

<レクサス充電ステーションを博多・軽井沢に開設>

東京ミッドタウン日比谷、軽井沢コモングラウンズ、大名古屋ビルヂング、JRセントラルタワーズ、グラングリーン大阪、ONE FUKUOKA BLDG.に続き、7ヶ所目となるレクサス充電ステーションを2025年度内に、キャナルシティ博多(福岡県福岡市博多区住吉1丁目2)の隣接スペース(福岡県福岡市博多区住吉1丁目4-12)に開設。最大60日前から事前予約が可能なレクサス充電ステーションは、近隣の商業施設と連携して、食事やショッピング等などの多様なサービスを提供する。

2026年3月には、軽井沢コモングラウンズに続き、軽井沢駅北口に開業予定の軽井沢 T-SITEにレクサス充電ステーションの開設を予定しており、今後も都市部を中心に、レクサス充電ステーションを展開。

 

<レクサス販売店での充電サービスを強化>

全国190店舗のレクサス販売店に50kW以上の急速充電器を設置しおり、今回、レクサスのBEVオーナーのさらなる利便性向上のため、150kW以上の充電器の全店舗への設置を推進。新規追加で設置する充電器は、24時間365日、いつでも充電が可能で、レクサスのBEVオーナーは60日前からの予約が可能。

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