ダイハツは11月12日、1977 年に発売した初代「シャレード」が、特定非営利活動法人日本自動車殿堂が選定・登録する2025日本自動車殿堂「歴史遺産車」に選定されたと発表した。
ダイハツ製品が歴史遺産車に選定されるのは、 2007 年の初代「ミゼット」、2017 年の「ダイハツ ツバサ号三輪トラック」に続き、3回目となる。
1977年11月に発売された初代シャレードは、「広くて小さい快適な経済車」をコンセプトに開発されらダイハツを代表する小型車。1978年6月には生産累計台数が5万台に達するなど人気を博し、9月にはスポーティなクーペモデルを追加。1983年1月に2代目、1987年1月に3代目、1993年1月に4代目を発売し、欧州をはじめとした海外にも輸出され、累計生産台数は165万台超(1977年~2000年までの国内生産台数、ダイハツ調べ)を記録。
今回の選定においては、「シャレードは独自の技術で開発した乗用車で世界初の量産1000cc4サイクル3気筒エンジンを搭載。十分な室内空間を確保。高い経済性と安全性を実現し、国産大衆車の新たな指針となった」ことが評価されたとしている。
