BYD Japan Groupは、「Japan Mobility Show 2025(ジャパンモビリティショー 2025)」(プレスデー:10月29日~30日、一般公開日:10月31日~11月9日、開催場所:東京ビッグサイト)において、軽EV「RACCO」やEVトラック「T35」を世界初公開した他、「YANGWANG U9」を日本初公開した。
BYDブースでは、上記のモデルの他、注目の最新モデルなど乗用車・商用車あわせて13台を出展した。
【出展車両の詳細】
<乗用車ブース>
◆RACCO(ワールドプレミア:参考出品)
2026年夏に導入予定のBYD初の海外専用設計モデル「RACCO(ラッコ)」のプロトタイプを世界初公開。BYDの高い技術力で開発された最新の軽EVモデル。
- 駆動方式:前輪駆動
- 全長×全幅×全高(㎜):3,395×1,475×1,800
- 駆動用バッテリー:リン酸鉄リチウムイオンバッテリー
- 総電力量(kWh):ロングレンジとショートレンジの2グレード(未発表)
- 乗車定員:4名
◆SEALION 6 DM-i(ジャパンプレミア)
世界累計販売台数700万台超を記録するDM(PHEV:プラグインハイブリッド)シリーズのうち、まもなく日本で発売となるSEALION 6を日本初公開。BYDらしく積極的に電気で走るユニークなPHEVであることから、スーパーハイブリッドとして紹介する。
- 駆動方式:前輪駆動
- 全長×全幅×全高×ホイールベース(㎜):4,775×1,890×1,670 × 2,765
- エンジン(L):1.5
- システム出力 エンジン(kW)+モーター(kW):72+145
- システムトルク エンジン(Nm)+モーター(Nm):122+300
- AC充電/DC充電:対応可能
- EV航続距離(㎞):100
- 0 ~ 100km/h 加速時間(秒):8.5
- タイヤサイズ:235/50R19

◆ATTO 3(ジャパンプレミア)
今春、上海オートショーで公開された最新の「ATTO 3」を日本初公開。よりスポーティでスタイリッシュな内外装に刷新された。ジャパンモビリティショー2025では国内販売の開始に先駆けての公開となる。
- 駆動方式:前輪駆動
- 全長×全幅×全高×ホイールベース(㎜):4,455×1,875×1,615×2,720
- 車両重量(㎏):1,750
- 一充電走行距離(㎞):470
- 最高出力(ネット値)kW(PS):150(204)
- 最大トルク(ネット値)Nm(kgm):310(431.6)
- 乗車定員:5名

◆ YANGWANG U9(ジャパンプレミア:参考出品)
BYDのハイエンドブランド「仰望(ヤンワン)」が誇る高性能BEV「YANGWANG U9」を日本初公開。本年9月には、ベースモデルをさらにチューニングした「YANGWANG U9 Xtreme」で、世界のスーパーカーがコースレコードに挑戦するニュルブルクリンク北コースで6分59秒157を記録し、世界最速EVスーパースポーツカーとして、新たなベンチマークを打ち立てた。
- 駆動方式:前輪駆動
- 全長×全幅×全高×ホイールベース(㎜):4,966×2,029×1,311×2,900
- 車両重量(㎏):1,750
- 一充電走行距離(㎞):450
- 最高出力(PS):1306
- 最大トルク(Nm):1680
- 0 ~ 100km/h 加速時間(秒):2.36
◆DOLPHIN
コンパクトハッチバックEVとして高い人気を誇るDOLPHINは、エントリーモデルから幼児置き去り検知システムなどの安全運転支援システムを標準装備。一充電あたりの航続距離が415kmの「DOLPHIN Baseline」と、476kmの「DOLPHIN Long Range」の2グレードを展示。

◆SEAL
卓越した走行性能と最新技術を併せ持つe-スポーツセダン。バッテリーを車体構造に組み込むCTB技術を採用し、優れた剛性と効率的なパッケージングを実現。安全性と動力性能を高次元で両立したモデル。今回のBYDブースでは、10月21日に内外装およびサスペンションなどをアップデートした、発表直後のe-スポーツセダン「SEAL」を出展。スポーティさをさらに高めた新デザインのアルミホイールに加え、足回りを刷新することでさらに走行性能を向上した。

◆SEALION 7
BYDのフラッグシップとなるクロスオーバーSUV。最新インフォテイメントやドライバーの疲労を感知する先進安全技術を標準搭載。先進性、安全性に加え、快適でスポーティな乗り心地を兼ね備えたモデル。

<商用車ブース>
◆T35 アルミバン(ワールドプレミア:参考出品)
2026年発売予定のEVトラック「T35(ティー サンゴー)」を世界初公開。日本の法規・寸法に最適化した専用設計で、普通免許で運転可能。BYD独自のブレードバッテリーを搭載し、安定した航続距離と高い実用性を実現。

◆T35 平ボディ(ワールドプレミア:参考出品)
EVトラック「T35」に、V2Lの活用例として車両のバッテリーでサウナストーブと水風呂チラーを稼働させる移動型サウナを搭載して展示。

◆J6 リビングカー(ジャパンプレミア:参考出品)
小型EVバス「J6」をベースに、移動型オフィスとして新規開発したコンセプトモデルを参考出品。内外装にもこだわりながら、快適で落ち着いた空間を演出。災害時の一時避難やテレワーク拠点としての利用も想定したモデル。

◆J7
日本の道路環境に合わせて専用開発された中型EVバス。場では車内後部の段上げ仕様車を展示。

◆K8
大型EVバスならではの広々とした車内空間と高い輸送力を実現。独自の薄型、大容量ブレードバッテリーにより、フルフラットの快適な車内レイアウトと、長距離の路線バスにも対応する航続距離を両立。
















