ホンダ、「ジャパンモビリティショー2025」の出展概要を発表

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ホンダは10月16日、「Japan Mobility Show 2025(ジャパンモビリティショー 2025)」(プレスデー:10月29日~30日、一般公開日:10月31日~11月9日、開催場所:東京ビッグサイト)の出展概要を発表した。

今回のホンダブースでは、二輪車・四輪車・パワープロダクツ・航空機など同社が提供するさまざまなモビリティとその関連技術、コンセプトモデルを出展する。

 

<日本自動車工業会主催のメインプログラムへの出展概要>

Tokyo Future Tour 2035 ~モビリティの未来の姿にワクワク~

10年後の近未来の技術やそれによってもたらされる生活の変化を体感できる、未来におけるモビリティの活躍や⽇本の未来にワクワクしてもらうことを目指したプログラム。ホンダでは以下のパーソナルモビリティを中心に出展。いずれも試乗が可能。

  • UNI-ONE(ユニワン):座ったまま体重移動だけで操作可能な着座型モビリティ
  • Motocompacto(モトコンパクト):小型電動パーソナルモビリティ
  • Striemo(ストリーモ)※1:電動三輪マイクロモビリティ

また、株式会社ポケモンの監修のもと、ゲーム「ポケットモンスター スカーレット」の中で出会うことができる「コライドン」を、重さ、大きさともにほぼ実物大で、形状を細部にまでこだわりミライモビリティとして再現した「ホンダコライドン」を展示、ライド体験の実施も予定している。

 

 

Mobility Culture Program ~モビリティそのものにワクワク~

人々の生活に深く根ざし、ワクワクをもたらす存在であり続けてきた二輪車・四輪車を中心に、さまざまなモビリティとそれらが持つストーリーに焦点を当てた、モビリティショーならではのプログラム。ホンダでは以下のモビリティを中心に出展。

  • Williams Honda FW11:1986年にFIAフォーミュラ・ワン世界選手権(以下「F1」)でコンストラクターズチャンピオンを獲得し、ホンダに初のF1タイトルをもたらしたマシンのエンジン始動のデモンストレーションを実施
  • CIVIC CVCC(1973年モデル):1970年代に当時世界で最も厳しいと言われた米国の排出ガス規制(通称「マスキー法」)をクリアした量産車を展示
  • ドリームCB750 FOUR-K:「ナナハン」の愛称で親しまれ、1970年代のバイクブームを牽引した、Hondaの二輪車を代表する機種を展示

また、CBシリーズのオーナーが集まり、それぞれの愛車の展示やトークイベントなどを実施する、参加者同士の交流イベント「CBファンミーティング」の開催も企画している。

 

Williams Honda FW11

 

Startup Future Factory ~モビリティのビジネスにワクワク~

未来を担うスタートアップ企業の最先端の技術とユニークなアイデアが一堂に会し、モビリティ産業の次世代ビジネスに向けた共創活動を紹介したプログラム。

ホンダでは、従業員の持つ独創的な技術・アイデアをかたちにして、社会課題の解決と新しい価値の創造につなげる新事業創出プログラム「IGNITION(イグニッション)」に関するブースを出展。

ホンダから起業したストリーモとUMIAILEの2社、ホンダで社内事業化されたSmaChari、また、社内および社外から起業を目指すメンバー6名が実機やパネルなどを用いてそれぞれの事業構想を紹介する。

 

Out of KidZania in Japan Mobility Show

職業・社会体験施設「キッザニア」とのコラボレーション企画。小学生を対象に、モビリティ産業に関わる多様な仕事を楽しみながら体験できるコンテンツ。

ホンダでは、UNI-ONEを使った「新たなモビリティのテストドライバー」の仕事を体験するプログラムを提供。同プログラムへの参加にはJapan Mobility Show 2ジャパンモビリティショー2025公式アプリからの事前予約が必要となる。

 

<日本自動車工業会 主催 メインプログラム出展一覧>

 

<ホンダブース出展モデル>

 

<「Honda Japan Mobility Show 2025」特設サイト>

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