日産自動車は10月7日、新型SUV「テクトン」をインドで初公開した。
テクトンは、グローバルSUVラインアップの最新モデルとなり、今回、デザインを一部公開した。
2026年に発表・発売を予定している「テクトン」にはC-SUVセグメントに革新をもたらすデザインと技術を採用しており、インド日産の“One Car, One World”戦略の一環として、ルノーグループとの協業のもとチェンナイにあるRNAIPL工場で生産され、インド市場での販売に加えて、同国からの輸出を予定している。
同モデルは、日産のフラッグシップでハートビートモデルであるSUV「パトロール」から着想を得た力強いデザインを採用している他、高い信頼性とプレミアムなクラフトマンシップ、先進的なテクノロジーを融合した新型SUV。
テクトンという名称は、ギリシャ語で「職人」や「建築家」を意味しており、卓越した技術力、優れたパフォーマンス、そして独自のデザインアイデンティティを備えたプレミアムC-SUVとしての想いが込められている。
フロントでは、力強さを象徴するボンネットと、パトロールを彷彿とさせる特徴的なC型のヘッドライトシグネチャーを採用し、堅牢なロアバンパーと組み合わせることで、車格を超えた堂々たる存在感を演出。
サイドでは、テクトンであることがひと目で分かるシルエットで存在感を強調。フロントドアには「ダブルC」型のアクセントが施されており、ヒマラヤ山脈に着想を得た山並みのモチーフが組み込まれている。
リアには、横一文字に点灯する鮮やかな赤色のイルミネーションライトバーが、両端のC型テールランプをつなげることで、堅牢さを演出。テクトンのネームプレートがテールゲート下部に大きく表示されている。
日産では、テクトンはインド日産が市場におけるプレゼンス強化と製品ラインアップ拡充を推進する上で中心的なモデルと位置付けており、成長戦略の一環として、インド日産では販売網の拡大を加速するとしている。
