マツダは7月24日、軽乗用車「キャロル」の一部商品改良を実施し、同日より全国のマツダ販売店を通じて発売した。
今回の一部商品改良では、親しみやすく可愛らしいデザインをベースに、フロントおよびリアバンパーの形状変更や一部グレードへのルーフエンドスポイラー追加により、内外装デザインの一部を変更。
また、先進安全技術の強化などの装備改良、空力性能の向上による燃費性能の改善なども実施した。
<「キャロル」一部商品改良の主な内容>
◆デザインの進化
- やわらかいフォルムと質感のある造形にするとともに、風の流れをスムーズにするよう、フロント/リアバンパーの形状を変更
- 車体色に、新色「フォギーブルーパールメタリック2トーンカラー(ベージュルーフ)」を追加
◆先進安全性能の進化
- 検知対象や対応シーンを拡大した衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートⅡ」を採用。単眼カメラとミリ波レーダーを組み合わせることで、検知対象に従来の四輪車・歩行者に加え自動二輪車・自転車も追加し、交差点での検知にも対応
- 低速時ブレーキサポートに、従来からの後退時に加え前進時の機能も追加
- 発進お知らせ機能では、先行車発進時の機能に加え、信号切り替わり時のお知らせ機能を追加
- その他、車線逸脱制御機能や車線逸脱警報機能、標識認識機能を改良および機能追加
◆燃費性能の向上
- バンパーの形状変更やルーフエンドスポイラーの装着などにより空力性能が高まったことで燃費性能がさらに向上。「HYBRID G」「HYBRID C」の2WDモデルで燃費28.2km/L(WLTCモード)を実現。
◆その他
- 機種体系はハイブリッドモデル2グレード(「HYBRID G」「HYBRID C」)、ハイブリッドなしモデル2グレード(「G」「C」)の計4つのグレードを設定
- ハイブリッドモデルの上級グレード(「HYBRID G」)に4WDモデルを追加
- 全車で、経済産業省や国土交通省などが普及を推進する「サポカーSワイド」、国土交通省による「ペダル踏み間違い急発進抑制装置(PMPD)認定車」に該当
【希望小売価格】122万2100円~161万4800円