レクサスは7月17日、「LM」の一部改良を実施し、8月1日より全国のレクサス店を通じて発売すると発表した。
2020年に初代モデルが登場したLMは、主に中国やアジア地域でのショーファードリブンMPVの需要に対応するために誕生したレクサス初のミニバン。2023年には、車名が意味する「ラグジュアリームーバー」としての価値や存在意義の見直し、すべての乗員が自然体でくつろげる乗り味と居住空間を作り上げることを目指してフルモデルチェンジが行われ、静粛性や快適性、操縦性などを進化が図られた。
今回の一部改良では、たゆまぬ進化を追求していくAlways Onの思想のもと、すべての乗員がより自然体でくつろげる居住空間の実現のため、静粛性を高める改良を実施。リヤホイールハウス、バックドア周りに制振材・吸音材を追加・拡大し、リヤタイヤからのロードノイズ、バックドアからの振動音を軽減した。
また、4座仕様車のEXECUTIVEでは、後席の利便性・快適性を高める改良を実施。自然な着座姿勢でパワースライドドアスイッチを操作できるよう、これまでリヤオーバーヘッドコンソールに配置されていたスイッチをリヤセンターコンソールへと移動した他、スイッチの移動に伴い、リヤオーバーヘッドコンソールにはダウンライトを新たに追加。リヤセンターコンソールには新たにスマートフォンや小物などを置けるトレイを設け、利便性を向上した。
さらに、EXECUTIVE(4座仕様)、version L(6座仕様)の両仕様において、各種室内照明の照度上限を上げ、室内を好みに応じた明るさに調整することが可能となった。
【希望小売価格】1,500万円~2,010万円