いすゞ自動車は7月7日、いすゞグループのUDトラックスに、海外向け小型トラック「クーザー」を初供給すると発表した。UDトラックスでは、新型クーザーをいすゞ製車両に切り替えて、6月よりマレーシアで販売している。
マレーシア向け新型クーザーは、いすゞの海外向け小型トラック「Nシリーズ（日本名「エルフ」）」をベースに、シャシ重量の軽量化・積載量の増加を図った車両総重量（GVW）7.5／8.5トンの小型トラック。
パワートレーンには環境性能と燃費の高効率化を両立したクリーンなエンジン「4HK1-TCN」を搭載した他、UDトラックスのブランドイメージを継承するデザインを採用。
安全面では、新たに 「ABS＋EBD」「ASR」「SRSエアバッグ」「LEDヘッドランプ」の標準化などの先進安全機能の向上や、「イモビライザー」の標準化など盗難防止機能の設定に加え、リモコンキーやキャブ内収納を拡充するなど、ドライバーの利便性向上も図った。
いすゞ自動車とUDトラックスは2023年より商品の相互補完を拡充しており、今後も両社のシナジー創出を加速するとしている。
