日野自動車は4月9日、日野「ディトロ」およびトヨタ「ダイナ200」「ダイナ300」「ダイナ400」の車体（スペアタイヤキャリアブラケット）に不具合があるとして計1万9,217台のリコールを国土交通省に届け出た。対象となる製作期間は令和5年9月29日～令和7年1月7日。不具合の発生件数は3件。
不具合の部位は車体（スペアタイヤキャリアブラケット）で、リヤ吊り下げ式スペアタイヤキャリアブラケットにおいて、車体に固定するボルトの締付け作業が不適切なため、締付けトルクが不足しているものがある。 そのため、走行中の振動によりボルトが緩み、そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、ボルトが脱落してブラケットとともにスペアタイヤが脱落するおそれがある。
改善措置は、全車両で当該ボルトを規定トルクで締付ける。また、当該ボルトが緩んでいる場合は、ボルト及びブラケットを新品に交換し、規定トルクで締付ける。
