日産自動車は3月18日、「Japan Mobility Show2023 日産ブース」、「新デザインプレゼンテーションホール」、「日産モーターショーブース -Auto China 2024-」がドイツの「iF(アイエフ)デザインアワード」を受賞したと発表した。
1954年に創設されたドイツのハノーバーのiF International Forum Design GmbH(社団法人iF インターナショナル・フォーラム・デザイン)が主催するiFデザインアワードは、人々のデザインに対する認識を高め、優れたデザインであることを証明し、促進することを目的に開催されている世界で最も権威のあるデザイン賞の一つで、毎年優れたデザインを選出している。
本年は23ヵ国から集まった131人のデザイン専門家による審査員により、全世界の製品やプロジェクトなど、66か国・11,000件を超える作品の審査が行われた。
日産は今回、賞の選考基準であるアイデア、形、機能、差別化、持続可能性の5項目において総合的に評価され、同賞を受賞した。
◆「Japan Mobility Show2023 日産ブース」
未来のモビリティ社会をインタラクティブに体験できるブースを、ジャパンモビリティショー 2023にて開設。巨大スクリーンと漆黒の床、光の柱を空間全体に配置し、ブースやコンセプトカーとデジタルコンテンツをシームレスに継ぎ目なく親和させ現在と未来、フィジカルとバーチャル、自然とテクノロジーの融合を表現した。
◆「新デザインプレゼンテーションホール」
フィジカルとデジタルの融合によるデザインプロセスの変革を目指し、新たなるプレゼンテーションホールを建設。幅43メートル、24K解像度の大型LEDスクリーンは円弧の形状をしており、まるでデジタルコンテンツの世界に足を踏み入れるような設計・配置になっている他、フィジカルな環境についても、ホール内と屋外があたかも続いているようにデザインを採用。日本の伝統的な組子にヒントを得た独特の天井パターンは、伝統と革新の融合を表現している。
◆「日産モーターショーブース -Auto China 2024-」
未来のモビリティ社会をインタラクティブに体験できるブースを、中国(北京)モーターショー2024にて開設。3つの立体画面とLEDウォールを配置し、錯視3Dを駆使した映像やAIを活用したユニークな体験型コンテンツなどを映し出し、日産のクルマが実現する未来のライフスタイルを幅広いカスタマーに提示した。