三菱自動車は2月13日、「デリカD:2」「デリカD:2カスタム」の一部改良を実施し、同日より全国の系列販売会社を通じて発売した。
今回の一部改良では、フロントデザインを刷新した他、燃費性能の向上や、安全装備の強化が図られた。
<フロントデザインの刷新>
外装では、デリカD:2はメッキの加飾を横方向に広げたフロントグリルを採用することで端正で伸びやかなデザインに刷新。デリカD:2カスタムでは、フロントグリルにメッキとブラックの加飾を施すことで立体的な造形と上級感のあるデザインを採用し、サイズを超えた存在感を演出した。
内装では、デリカD:2はインパネオーナメントをアイボリーからブラウンに変更し、落ち着いた雰囲気の室内空間を実現。デリカD:2カスタムでは、エアコンサイドルーバーガーニッシュとドアガーニッシュをシルバーからチタンシルバーに変更することで上質感のある洗練された実内空間とした。
<車体色の変更>
- デリカD:2:新たに2トーンのピュアホワイトパール/ミネラルグレーメタリック2トーンルーフ(有料色)を採用し、モノトーン6色と合わせ全7色を設定。
- デリカD:2カスタム:新たにキャラバンアイボリーパールメタリックと、プレミアムシルバーメタリック/ミネラルグレーメタリック2トーンルーフ(有料色)を採用し、モノトーン4色と2トーン4色の全8色を設定。
<燃費性能の向上>
エンジンとCVTを刷新し、燃費性能を大幅に向上。全車エコカー減税と環境性能割軽減対象となった他、低速域での力強いトルクを発揮するセッティングにより、街中でのスムーズな加速性能を実現し、日常の走行シーンでも扱いやすさと快適性を両立した。
<安全装備の強化>
予防安全技術「三菱e-Assist」の機能を強化。
- ミリ波レーダーと単眼カメラの組み合わせにより、検知対象を車両や歩行者、自転車、自動二輪車とし、交差点での検知にも対応した衝突被害軽減ブレーキシステム(デュアルセンサーブレーキサポートII)を全車標準装備とした。
- 高速道路での運転をサポートするアダプティブクルーズコントロール[全車速追従機能・停止保持機能付]と車線維持支援機能を標準装備とした。 ※停止保持機能はHYBRID MZとCUSTOM HYBRID MVのみ
- 低速時ブレーキサポート[前進・後退]や発進お知らせ機能[先行車・信号切り替わり]、ブラインドスポットモニター[車線変更サポート付き]、リヤクロストラフィックアラートなど、最新の予防安全技術を採用した。
<機能装備の強化>
- パーキングブレーキの作動、解除の操作を指先で行うことができる電動パーキングブレーキ[ブレーキホールド付(HYBRID MX除く)]を採用した。
- 後席への荷物の置き忘れなどをお知らせするリヤシートリマインダーを初採用した。
【希望小売価格】210万1000円~269万8300円