スバルとオンセミ（onsemi、米国アリゾナ州スコッツデール）は11月19日、Hyperluxイメージセンサ「AR0823AT」の専用設計に関する協業を開始すると発表した。
スバルはステレオカメラとAI推論を融合した認識処理の性能向上に向けて、オンセミのHyperluxイメージセンサ「AR0823AT」を採用することを決定。今回の協業により「AR0823AT」に対するAI推論処理に最適な視覚データを取り込むための専用設計を可能とし、同社が長年内製により蓄積してきたステレオカメラによる認識技術をさらに磨き上げるとともに、2020年代後半の次世代アイサイトに搭載することを目指すとしている。
スバルは、運転支援システムアイサイトに代表される「予防安全」を始め、「0次安全」「走行安全」「衝突安全」に「つながる安全」を加えた総合安全思想に基づいた車開発を行っており。今後もこれらの注力領域をさらに強化することで、2030年死亡交通事故ゼロの実現を目指すと述べている。
