三菱自動車は10月31日、クロスオーバーSUV「アウトランダー」のプラグインハイブリッドEVモデル(以下「アウトランダーPHEV」)を大幅改良し、同日より全国の系列販売会社で発売した。
発売に先駆けて先行注文の受付を開始しており、月販台数計画1,000台に対し約3,400台の注文台数を記録しており、出だし好調となった。
2013年に初代モデルが登場したアウトランダーPHEVは、同社の電動化技術と四輪制御技術の粋を集め、「威風堂堂」をコンセプトとしたフラッグシップモデル。2021年12月に実施したフルモデルチェンジでは、力強く存在感のある外観と上質な内装、PHEVシステムによる滑らかで力強い動力性能、ツインモーター4WDと四輪制御技術「S-AWC」からなる高い操縦安定性等、進化が図られた。
今回の大幅改良では、「洗練」と「上質」をテーマに、駆動用バッテリーの刷新によるEV航続距離の伸長や加速性能の向上、内外装デザインの変更や機能追加による質感の向上、ヤマハ株式会社と共同開発したオーディオシステムを全グレードに採用する等、さらなる進化を遂げた。
先行注文では、全体の約半数のユーザーが最上級グレードである「P Executive Package」を選択しており、Pグレード以上を選択したユーザーが85%となった。