BMW日本法人は5月17日、BMWブランド・フレンドとして、ブルガリが展開するレストラン「ブルガリ イル・リストランテ ルカ・ファンティン」のエグゼクティブシェフであるルカ・ファンティン氏と契約したと発表した。今後は、BMWブランドとのコラボレーション企画、イベントへの出演、ルカ氏によるSNS投稿等が予定されている。
BMWでは新しい時代のラグジュアリを、「未来を予見して感じることを愉しみ、明日をよりよいものにするために、固定観念にとらわれずに挑戦し続ける考え方や姿勢」を意味する「FORWARDISM.」であると定義している。
同社は今回のルカ氏の就任について、ルカ氏が提供する日本の旬の食材とイタリアの伝統料理を独自の哲学で融合した料理は、ミシュランの星を12年連続で獲得しており、その芸術的創造力はBMWの提唱する「FORWARDISM.」と合致するとして契約に至ったと説明している。
【ルカ・ファンティン氏のプロフィール】
1979年トレヴィーゾ出身。料理専門学校を卒業後、ミラノ「オステリア・デル・オルゾ」で研鑽を積む。スペインの二つ星レストラン「アケラッレ」「ムガリッツ」でメイン料理を担当し、2006年にハインツ・ベック氏が率いるローマの名門「ラ・ペルゴラ」の副料理長に就任。2009年9月より銀座「イル・リストランテ」のエグゼクティブシェフを務め、2011年から一つ星を保持。2020年「アジアのベストレストラン50」の17位に輝く。