日野自動車は7月26日、小型トラック「日野デュトロ」に新たに積載量1.5tクラスを設定し、8月2日に発売すると発表した。なお、デジタル媒体を中心とした動画広告を展開しており、1.5tクラスをモチーフにした「恐竜兄弟篇」も同日より公開している。
今回新たに設定する1.5tクラスは、4ナンバーとしてフルサイズの積載力を備え、6速AT車の設定車型を充実し、都市内配送・運搬を想定した取り回しやすさを特長としている。安全面では、PCSや前進誤発進抑制機能など2tクラス以上と同等の先進安全装備を標準搭載しているほか、コンパクトな2.8Lのディーゼルエンジンを搭載し低燃費を実現した。また、全車「平成28年(ポスト・ポスト新長期)排出ガス規制」に適合し、5速MT車においては「平成27年度燃費基準+5%達成」とあわせ、エコカー減税の対象となっている。
今回発売する1.5tクラスは、海外向けにはHINO200シリーズとして順次展開を予定しており、グローバルでラインナップを拡充する。