ルノー・ジャポン、河瀨直美監督がエグゼクティブディレクターを務める「なら国際 映画祭 2020」に協賛

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ルノー・ジャポンは、世界で高い評価を受ける川瀨直美監督がエグゼクティブディレクターを務め、今年で10年目となる(映画祭は2年に1度の開催)「なら国際映画祭 2020」に協賛することを発表した。なお「なら国際映画祭 2020」は、9月18日(金)から9月22日(火)まで奈良市内で開催され、あわせてオンラインによる配信も行われる。

 

「なら国際映画祭」は、奈良の平城遷都1300年目となる2010年に映画作家の河瀨直美さんをエグゼクティブディレクターに迎え始まり、世界の若手監督の作品を集めた「インターナショナルコンペティション」「学生映画コンペティション」をメインに、奈良らしい「神社仏閣での上映」「星空(野外)上映会」、「名
画座復活上映」など、バラエティーに富んだイベントも実施している。そのほか、国内外の若手監督と奈良を舞台とした映画を制作する「NARAtive プロジェクト」や、創ること・ 観ること・魅せることを軸に映画を支える3つのフィールドで活躍する未来の映画人を育てる「Youth CINEMA project」、奈良市内を移動する映画館「ならシネマテーク」など、映画の魅力を伝える数々のプロジェクトを実施している。また同映画祭は、「カンヌ国際映画祭」「ベルリン国際映画祭」「ショートショート フィルムフェスティバル(SSFF)」とパートナーシップを結んでいる。

 

ルノーは、創業間もないころから映画産業と密接な関わりを持っており、1983年からはフランスを代表する映画祭のカンヌ国際映画祭に協賛している。ルノー・ジャポンは、フランス文化の象徴のひとつとも言える映画の魅力を日本でも発信することを目的として、「萌の朱雀」で第50回カンヌ国際映画祭カメラ・ドール(新人監督賞)を史上最年少で受賞し、それ以降カンヌ映画祭をはじめとする世界の権威ある映画祭で、多くの賞を受賞して高い評価を得ている河瀨直美監督がエグゼクティブディレクターを務める「なら国際映画祭 2020」に協賛すると述べている。

 

【「なら国際映画祭」開催概要】

  • 会場:ならまちセンター、奈良公園バスターミナルレクチャーホール、東大寺総合文化センター金鐘ホール、エヴァンズキャッスルホール、春日大社、興福寺
  • 上映作品: 世界 25 か国 53 作品を上映(内 38 作品はオンライン視聴可能)
    ※ 舞台挨拶などはオンラインにてライブ配信する。
  • 特設サイト: https://nara-iff.jp/2020/program/
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