アウトモビリ・ランボルギーニは5月28日、LEGOグループと提携して制作した、レゴテクニック・シリーズの新作モデル「ランボルギーニ・シアンFKP 37」を発表した。サイズは1/8スケール、組み立てに3,696ピースを使い、シアンの美しいエクステリアとパワーユニットを再現した。

シアンFKP 37とその未来的な姿を再現したレゴテクニックモデル
シアンは、2019年のフランクフルトモーターショーで初披露されたブランド初のハイブリッド・スーパースポーツカー。そのレゴテクニックモデルは、V12エンジンのレプリカ、可動式リアスポイラー、フロントとリアのサスペンション、エンブレム入りのステアリングなど、未来的なシルエットのすべてを忠実に再現。

フロントのディティールに加え、ホイールデザインも精巧に制作されている
象徴的なシザーズドアを開くと、緻密に再現された運転席が現れる。加えて、可動式パドルシフトで制御される8速シーケンシャルギアボックスも完全なかたちで再現されている。

ミッドに格納されたV12エンジンのレプリカ
また、鮮やかなライムグリーンに金の縁取りを施されたカラーも、シアンと同じボディカラー、同じトリムを採用。モデルサイズは、高さ13cm以上、長さ60cm、幅25cmとなっている。

可動式リアスポイラーも忠実に再現
アウトモビリ・ランボルギーニのチェアマン兼CEO、ステファノ・ドメニカリ氏は、「レゴブロックは、ランボルギーニのスーパースポーツカーと同じくアイコンです。どちらもたゆまぬ研究開発を通して完璧なデザインの追求を具体化しており、ひとつひとつのインタラクションで異なる感情を生み出し、その価値は世代を超えて評価されています」とコメント。

実車のデザインを完璧に具現化
LEGOグループのニールス・B・クリスチャンセンCEOも、この新しいモデルのビジョナリーデザインについて「アウトモビリ・ランボルギーニとLEGOグループ双方のDNAに組み込まれたエクセレンスの追求を見事に要約するものです。1/8モデルはもちろん、その発表自体が技術革新の素晴らしい成果であり、2つの企業間で結成した非常に有能なチームの力で成功できました。この再現モデルは、レゴテクニックがあれば、望んだものを作ることができるという証なのです」とコメントした。

2社の共同チームにより開発
6月1日(店舗は8月1日)より販売開始
レゴテクニックモデルのボンネットを開けると、中には特製のボストンバッグとスペシャルコンテンツにアクセスできるシリアルナンバーが入っている。
さらに、組み立て手順書の中にあるコードをスキャンすると、オリジナルモデルとレゴテクニックモデルのデザインに秘められたインスピレーションに迫る、ランボルギーニと専門家による限定動画シリーズにもアクセスできるようになっている。

シアンのアイコニックなライン、カラーを模した特製ボックス
このレゴテクニックモデルは、アイコニックなライン、代名詞と言えるヘッドライトのシルエット、そしてオリジナルのボディカラーからインスピレーションを得た特別なボックスに入れられ、オンラインストアでは6月1日から、世界の取扱店では8月1日より販売される。