アイシンAW、愛知県から「ファミリー・フレンドリー企業賞」と 「イクメン・イクボス企業賞」を受賞

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アイシン・エイ・ダブリュは、社員のワーク・ライフ・バランスの実現に積極的に取り組んでいる企業として、愛知県から令和元年度「ファミリー・フレンドリー企業賞」と「イクメン・イクボス企業賞」を受賞したと発表した。なお、表彰式は、2月18日に名古屋市内で行われる。

 

「ファミリー・フレンドリー企業賞」とは、社員が仕事と生活の調和を図ることができるよう積極的に取り組んでいる企業のうち、模範となる優れた取り組みを実施している企業を、愛知県が表彰する。アイシン・エイ・ダブリュでは、労働時間低減に向け、優先度の低い仕事を「やめる」、さらなる効率化により業務を「へらす」、仕事のやり方を「かえる」を合言葉に、企業の体質強化を全社的に実施しているほか、長時間残業体質からの意識改革や、有給休暇取得を推進しており、有給休暇取得率は3年連続で90%以上を達成している。

 

さらに、年間最低14日の有給休暇の取得を目指す「ミニマム14」は、6年連続で100%達成し、繰越可能期間を過ぎ、消滅する有給休暇をなくす「年休カットゼロ」についても、2年連続で100%達成している。また、安心して子育てや介護ができる職場づくりに向け、育児・介護休業制度や育児・介護短時間勤務制度、「産休前セミナー」、「復職前セミナー」及び「復職後セミナー」の実施、在宅勤務制度の導入など、仕事と育児・介護の両立をしながらもキャリア構築できる環境を整備している。上記のような点が評価され、今回の受賞となった。

 

「イクメン・イクボス企業賞」とは、男性社員の育児参画の取り組みや、部下のワーク・ライフ・バランスを支援する管理職等の育成に向け取り組んでいる企業のうち、模範となる優れた取り組みを実施している企業を、愛知県が表彰する。アイシン・エイ・ダブリュでは、イクメンの取り組みとして、産休・育休を取得する人に向けた「産休前セミナー」、育休からの復職に備えるための「復職前セミナー」、育児とキャリア形成の両立を考える「復職後セミナー」に、女性社員のみならず、男性社員の参加や配偶者同伴を積極的に促している。

 

さらに、「産休&育休ガイド」、「産休・育休からの復職ガイド」の作成・配布や育児休業者の悩みや葛藤のニュース発信など、仕事と育児の両立に関する情報を全社員対象に展開し、産休・育休への理解を促進している。また、イクボスの取り組みとしては、全グループマネージャーを対象に「イクボス塾」を開催し、性別や職種に関係なく部下のキャリアと人生を共に考えながら、組織マネジメントできる管理職の育成に取り組んでおり、上記のような点が評価された。

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