ブリヂストンは、技術開発拠点である小平地区を再構築し、イノベーションを通じて新たな価値を創造する「Bridgestone Innovation Park(ブリヂストン イノベーション パーク)」を開設すると発表した。
現在100年に1度と言われる大変革期を迎え、さらに、世界人口の増加や地球規模の環境問題に代表される持続可能性に関する社会課題に対して、SDGsへの取り組みやESG投資の拡大など、社会全体が大きく変わろうとしている状況において、ブリヂストングループは、自社の強みと特性(コアコンピタンス)を活かし、イノベーションを通じて新たな価値を創造し、社会課題の解決に向けたソリューションビジネスを展開することによって持続可能な社会の実現に貢献していくことを目指すと述べている。そして、2020年を「価値創造」への新たな起点と位置付け、「ブリヂストン イノベーション パーク」を「価値創造」を実現するグローバルでの拠点として開設するとしている。
「ブリヂストン イノベーション パーク」は、ブリヂストンのCSR体系「Our Way to Serve」の中で重点領域としている以下3つの領域での取り組みを進め、人々がより快適に移動し、生活し、働き、そして楽しむことに貢献することを目標とするとしている。
- 安全で快適なモビリティ社会を支える - Mobility 「モビリティ」
- 全ての人々の活き活きとした生涯生活を支える - People 「一人ひとりの生活」
- 持続可能な地球環境を支える - Environment 「環境」
【「ブリヂストン イノベーション パーク」 概要】
「ブリヂストン イノベーション パーク」は、技術・ビジネスモデル・デザインのイノベーションを加速し、社会価値と顧客価値を社会・カスタマー・パートナーと共創していく複合エリア。エリア内に設置される4つの施設は下記の通りで、2020年6月「ブリヂストン イノベーション ギャラリー」の開所を皮切りに、順次オープンする。
- Bridgestone Innovation Gallery (ブリヂストン イノベーション ギャラリー): 2020年6月開所予定
ブリヂストンの歩みやDNA、事業活動、さらに未来に向けた活動を紹介する場(旧:「ブリヂストンTODAY」)
- B-Innovation(ビーイノベーション): 2021年11月竣工予定
社内外の交流を促進し、共感~共創を通じてオープンイノベーションを推進する場
- B-Mobility(ビーモビリティ): 2021年11月竣工予定
テストコースや解析設備を備え、B-Innovationで生み出されたアイデアを実車を使って体感、検証する場
- Bridgestone AHL Arena(ブリヂストン エイエイチエル アリーナ): 2022年3月竣工予定
スポーツを通してアクティブにそして健康的に多様な人々が交流し、共に楽しむことによって共生社会を実践していく場