ホンダは、二輪車、四輪車の電動モビリティー製品や、エネルギーマネジメント技術を含むホンダ独自の高効率電動化技術の新たな総称「Honda e:TECHNOLOGY(ホンダ イーテクノロジー)」を発表した。
「Honda e:TECHNOLOGY」は、2030年ビジョンで掲げる「移動と暮らしの価値創造」を具現化するホンダの高効率電動化技術の総称であり、その傘のもと、二輪車、四輪車、パワープロダクツの電動化に関わる技術群・関連製品に統一名称となる「e:」を付けることで、各領域の製品や技術の訴求を一貫したコミュニケーションで展開していくと述べた。
また四輪車では、ホンダの電動化コア技術、2モーターハイブリッドシステムのコミュニケーション名称を、モーター走行を中心とした新たな時代のハイブリッドとして「e:HEV(イー エイチイーブイ)」と定め、2020年2月発売予定の新型「FIT(フィット)」や新型「ACCORD(アコード)」などから、順次、訴求を展開していくとした。
「Honda e:TECHNOLOGY」の“e:”は、“electric(電気)”を“energy(原動力)”にし、人々の笑顔と元気を力強く“energize(活気づける)”していきたい、という想いを込めており、「Honda e:TECHNOLOGY」により、「エネルギーを『つくる、つかう、つながる』」というサイクルを循環させ、移動と暮らしをシームレスにつなぐことで、ホンダならではの新しい価値を提供し、カーボンフリー社会の実現に貢献していくと述べている。