トヨタモビリティ東京、新型カローラ販売に向けた決起大会開催

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9月17日に発表されたトヨタの新型「カローラ/カローラツーリング」の本格的な受注活動スタートを機に、トヨタモビリティ東京(片山守社長)は9月18日、トヨタ企画部の各エリア営業部長・店長等が参加した決起大会を開催した。

一つの目標に向け、物事を開始する際に行われる決起大会。自動車販売会社では新型車発売時に実施されることが多い。今回は世界販売累計台数4750万台を超える最重要車種、カローラシリーズのフルモデルチェンジということもあり、約2時間半の大会は、密度の濃い内容となった。

社員の士気を高め活動指針を共有

大会は主に新型カローラシリーズの魅力や訴求ポイントについての講演、増販に向けた戦略説明、社員よる熱い決意表明等の順で進行。まず同社を代表して片山社長が登壇し、会社融合後初となる新型車決起大会について「この先の商品強化車に対する当社の活動は、今回の新型カローラがベースとなる。各種プレゼン通して、新型車の魅力、活動やプロモーションについてしっかりと吸収してほしい」と述べ、最後に「社員7000人の総力を結集して、新型カローラシリーズを大成功させていただきたい」と社員に呼びかけ、決起大会が幕を開けた。

片山社長挨拶

続いて、17日の記者発表でもプレゼンを行ったトヨタ自動車のMS製品企画・上田泰史チーフエンジニアが商品概要を説明。冒頭には「一人でも多くのお客様が乗ってみよう、見に行ってみようという思いを抱いていただけるよう、新型カローラ、カローラツーリングを我々がどのような想いで、また苦労して開発をしてきたのかをお伝えしたい」と話し、デザイン、走り、安心・安全、コネクテッド等の商品強化ポイントについて詳細に説明した。

上田チーフエンジニアによるプレゼン

さらに、インストラクターの三浦健光氏と柴田愛氏を交えたスペシャル鼎談も実施。「3ナンバーのかっこよさ、5ナンバーの使い勝手」「コネクテッドのさらなる進化」といったテーマや走りの面で、よりセールスポイントにフォーカスしたトークが行われた。

特に、取り回しの良さに配慮した専用設計についてのトークでは、諸元表には現れにくい数値やデータ、検証映像などを交えて解説。車体サイズ拡大による「運転しにくい」といったイメージ払拭にもつながる根拠をしっかり説明していた。その他、ノアやヴォクシー、エスクァイアの3列目シートを跳ね上げた荷室と、カローラツーリングのセカンドシートを畳んだスペースには同じ容量の荷物が積めるといった、ミニバンからの乗り換えニーズに対する訴求ポイントや日常使いでユーザーが気になる小ネタも多く披露された。

スペシャル鼎談。左から柴田氏、上田チーフエンジニア、三浦氏

後半は、トヨタ企画部・森田修一部長より、現在同社で力を入れている安全運転支援装置の普及啓発取り組み強化と活動支援ツールの案内、続いてトヨタ本部兼フリート本部・杉山敬太副本部長より新型カローラ増販に向けた取り組み説明が行われ、最後に都内13営業部の各営業部長による決意表明で幕を閉じた。

13営業部を代表して千葉雅隆営業部長が最後の決意表明

同社では現在、新型カローラデビューフェアや「プレミアム体験ギフト」プレゼントキャンペーン等各種プロモーションを実施。店舗装飾も新型カローラ一色で、「一人でも多くの方に、安心・安全なクルマに乗っていただく」ことも重点を置き、全社一丸となって受注増に向けた活動をスタートした。

同社の交通安全キャラクター「あんぜんナンバーワン!くん」もお披露目

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