自動車の前を赤旗持ちが走る英国赤旗法
我々自動車乗りに、ネズミ取りとは迷惑千万なものだが、その始まりはどうやら英国のようだ。20世紀初期自動車など乗り回すのは、金満家の新しがり屋で、昔の日本も同様だった。 昔から金持ちに対するヒガミという鉄則は古今東西変わら […]
続きを読む我々自動車乗りに、ネズミ取りとは迷惑千万なものだが、その始まりはどうやら英国のようだ。20世紀初期自動車など乗り回すのは、金満家の新しがり屋で、昔の日本も同様だった。 昔から金持ちに対するヒガミという鉄則は古今東西変わら […]
続きを読むさて、WWⅠ敗戦後もドイツのツェッペリンは健在で、昭和4年/1929年に戦後建造のLZ-127号船/マイバッハV16/1200馬力が、世界一周の途中日本に寄港している。 この飛行のスポンサーが米国のハースト新聞王。かなり […]
続きを読む戦争は輸送も重要課題で、WWⅠ中貨物自動車は勿論、英軍ではバス1000台がロンドンから西部戦線へ渡り兵員輸送に活躍した。 有名な話しはフランス軍のマルヌの戦い…パリに迫るドイツ軍に奇襲攻撃のための兵員輸送。司令官ガリニ将 […]
続きを読むさてシュナイダー杯自動車レースが開催されていた頃、ヨーロッパのレースをモース70馬力で走り回っていた米国の富豪がいた。「こんな面白いことは米国でもやらなきゃ」とポンと大金を投げ出したのが、大富豪のバンダー・ビルトだった。 […]
続きを読む飛行機と自動車、どちらが速い?などと聞いたら小学生にも笑われるだろうが、1910年頃迄なら自動車の方が速かった。 飛行機の100km/h到達=1910年のブレリオ/ノーム100馬力。200km/h到達=1913年ドペルデ […]
続きを読むWWⅠで飛行機は、特に戦闘機は日進月歩の高性能化。 その戦闘機乗りのエース、NO1は80機撃墜の独リヒト・ホーフェン男爵…レッドバロンで知られるフォッカーDR-Ⅰは1917年だからBMW製ではなく、例のシリンダーが回転す […]
続きを読むすでに御存知、世界最古の自動車メーカーはダイムラーとベンツである。それはシンプレックス後もイエリネックのダイムラー社は好調に発展し、1924年ベンツと提携、26年合併してダイムラーベンツ社が誕生。で、メルセデスの名は新会 […]
続きを読む人が道具を使い始めると、必然的に優劣を付けたがる。 「やられたら・やり返せ」は普通の感覚だが「やられる前に」と云う頭脳派もいる。我慢しろという偉い故人もいたが、とにかくそんな単細胞集団が馬みたいな発動機という心臓を持って […]
続きを読む1899年/明治32年、何時ものようにニースの丘を、ロスチャイルド男爵が愛車パナール8馬力で駆け上っていた。登坂中の全ての車を追い越すのが楽しみで。 或日、その楽しむ男爵の鼻をへし折った奴が現れた。悔しがった男爵だが、そ […]
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