【車屋四六】続ミニ
今でこそ、前輪駆動=FWDは珍しい仕掛けではないが、ミニが生まれた頃はマイノリティーというよりは、シトロエン、DKW、サーブなどと共に、変わり種の一言で片づけられる車だった。 もっともシトロエンは「車は押すよりは曳く方が […]
続きを読む恐る恐るパトカーを追い越して、見えなくなって、アクセル全開は前回の話。その後も、私達のフィアット1500は時速150㎞でローマから走り続けていた。 ふと燃料計に目をやると針がエンドに近い。まだローマを出てから2時間も走っ […]
続きを読む初めてのローマは1966年だった。まだ成田空港がない頃、関東の国際空港は羽田空港で、羽田を出発したのが午後8時頃である。 ジャンボ登場以前、パンアメリカン航空(通称パンナム)の機体はボーイング707型で、120人しか乗れ […]
続きを読むナンチューこと難波瑛彦がホンダに就職して仙台勤務に。彼のオペルカピタンがキャデラックになった経緯は前回。今回はキャデラックの仙台までの回送ということになる。 その日は土曜日だった。昼食を終えて茅場町のカブトオートセンター […]
続きを読む前回は、競争のせいで、飛行機の速度が飛躍的に向上したことを報告したが、それはエンジンの馬力向上競争でもあった。 速度の向上ぶりを並べてみると、後半は水上機のオンパレードだと気が付くだろう。理由は簡単。高速機を離陸させるた […]
続きを読む自動車メーカーというものは、戦争が始まると兵器の生産に転換するのが常識だ。兵器は最高の消耗品だから、流れ作業が得意な自動車産業は打って付けなのである。GMに続き、世界第二位のフォードもしかり。さすが大メーカーだけに、多種 […]
続きを読むロレックスは誰でも知っているが、パテクフィリップを知る人は時計に詳しい人か高級品マニアということになる。 もし時計に相撲番付表のようなものがあれば、間違いなく東正横綱格で、ロレックスより数段上位のはずである。 バブルが膨 […]
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