三菱ふそうトラック・バス(以下「 MFTBC」)は3月12日、インド・タミル・ナードゥ州カーンチープラムに新拠点「Fuso Tech Centre India Private Limited」(以下「FTCI」)を開設し、3月9日より業務を開始したことを発表した。
FTCIは、これまでダイムラートラックグループの体制で培ってきた技術力をさらに発展させ、その機能をMFTBCの組織として再編し、集約・強化するもので、今後はMFTBCのグローバル拠点として、多岐にわたる製品技術と業務を担う拠点になるとしている。
新拠点のオフィスは、延床面積2,847㎡、コラボレーションを促すワークスペースに加え、デザインスタジオ、実車を使わずに高度な制御テストを可能にし、開発の安全性・スピード・精度の向上が実現できるHIL(Hardware‑in‑the‑Loop)テスト設備、診断ラボなどの先進設備を完備しており、開発、カスタマーサービス、コストエンジニアリング、IT・デジタルソリューション、調達を含めた各機能が連携してMFTBCの業務を横断的に支援する。
また、製品の設計・検証・診断の各開発プロセスの高度化を通じ、開発スピードと品質の双方を引き上げるのに加え、変化に迅速に対応できる柔軟な体制と意思決定を可能にし、グローバル事業の機動性と連携力の強化を図る。
MFTBCは、2013年よりインド・チェンナイにあるオラガダム工場から、一部の中・大型トラックを海外市場向けに供給しており、ダイムラートラックの海外生産拠点の一つとしてダイムラー・インディア・コマーシャル・ビークルズ社(DICV)が運営。
MFTBCでは、FTCIはオラガダム工場の近隣に位置し、MFTBCを専属で支える戦略的なグローバル技術・イノベーション拠点として機能し、DICVおよびその生産設備との緊密な連携を通じて、商品開発から生産、アフターセールスに至るまで、MFTBCの統合的な価値提供体制を強化し、グローバルネットワークにおける中核的役割を一層高めていくと述べている。
