スズキは3月9日、同社初の軽商用バッテリーEV 新型「e エブリイ」を発表し、同日より発売した。
新型e エブリイは、スズキ、ダイハツ、トヨタ自動車の3社で共同開発したBEVシステムを搭載し、軽バンとしての使い勝手の良さはそのままに、EVならではの静かで力強い走りを実現した他、クルマの電気を外部に供給する機能も備え、停電発生時などの非常時にも活用できる、軽商用バンのEVモデル。
大容量の36.6kWhの駆動用バッテリーを搭載し、一充電あたりの走行距離は、日常や仕事での使用に十分な257㎞(WLTCモード値)を実現した他、EVならではの力強い走りに加え、高い静粛性・安定性も両立。また、安全性が高いリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを採用。
さらに、モーター、インバーター、トランスアクスルを一体型にした「eAxle(イーアクスル)」の採用により、静粛性、優れた乗り心地、パワフルな走行性能を実現した他、駆動用バッテリーを床下に配置し低重心となったことで段差通過時などの衝撃を低減。
内装では、最大積載量350㎏の広々とした荷室空間を確保した他、視認性の高い「7インチTFTカラー液晶メーター」を装備。オーバーヘッドシェルフやセンターコンソールトレーなど多数の収納スペースも用意。
安全装備では、予防安全技術「スマートアシスト」を採用している他、「ADB(アダプティブドライビングビーム)」や「サイドビューランプ」を搭載することで夜間の視認性を確保。また、明るい光を放つLEDヘッドランプを標準装備しているのに加え、荷物積載時や夜間の後方視界をサポートするデジタルルームミラーなどをメーカーオプション設定。
グレードは「2シーター」と「4シーター」の2タイプをラインナップし、車体色は全3色を設定(2シーターは2色設定)。
なお、新型e エブリイは経済産業省や国土交通省などが普及を推進する「サポカーS ワイド」に該当する。
【希望小売価格】314万6000円~323万4000円
