フォルクスワーゲン ジャパンは12月5日、フォルクス ワーゲンの電動ミニバン「ID. Buzz」が、一般社団法人「日本カー・オブ・ザ・イヤー」実行委員会主催の2025-2026日本カー・オブ・ザ・イヤーにおいて、「2025-2026インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」と「2025-2026デザイン・カー・オブ・ザ・イヤー」の2部門を受賞したと発表した。
ID. Buzzは、“ワーゲンバス”の愛称で長年親しまれてきたフォルクスワーゲン“Type 2”のヘリテージを継承しながら、来たる次世代モビリティの時代にふさわしい進化を遂げ、新たなフォルクスワーゲンのブランドアイコンとなるべく開発されたフル電動ミニバン。最高出力286PS/最大トルク560Nmを発揮する電気モーターによる力強い走行性能、Type 2のDNAを受け継ぐアイコニックな外装デザイン、ゆとりのある室内空間と多彩なシートアレンジなどを特徴としている。
<授賞理由>
◆2025-2026インポート・カー・オブ・ザ・イヤー
フォルクスワーゲン ID. Buzz は、BEV(電気自動車)のフルサイズミニバンという、現在国内市場では唯一無二の存在であり、BEVとしての完成度も極めて高い。電気自動車ならではのパッケージングが、ミニバンとしてゆとりある居住空間を実現し、BEVミニバンという新たなカテゴリーを切り開いた。さらに、“ワーゲンバス”として親しまれたType 2の魅力を現代的に継承したエクステリアデザインは、運転者のみならず周囲の人々までも笑顔にする存在感を放ち、高い評価を獲得した。
◆2025-2026デザイン・カー・オブ・ザ・イヤー
いまなお色褪せない人気を誇るワーゲンバス(Type 2)のヘリテージを受け継ぎ、それを現代的に解釈した ID. Buzz のエクステリアデザインは、ひと目でわかる強い個性を備えながら、誰にでも懐かしさと愛らしさを感じさせる魅力を放っている。テクノロジー優先で無機質になりがちな時代において、自動車にはエモーショナルな価値が不可欠であることを改めて示した意義は大きく、その存在はデザインのあり方に新たな視点を投げかけた。
