ボルボ・カー・ジャパンは12月4日、「S60」「V60」「V60 クロスカントリー」計3車種の乗降口(ドアラッチ)に不具合があるとして計2万2,567台のリコールを国土交通省に届け出た。対象となる製作期間は平成22年12月3日~平成29年2月26日。不具合の発生件数は27件。
不具合の部位は乗降口(ドアラッチ)で、前後左右のドアラッチにおいて、構成部品の設計検討が不十分なため、車両が長期間高温の気候環境にさらされると、ドアを開けた際にリテンションフックが破損することがある。そのため、ドアを確実に閉めることが出来なくなり、最悪の場合、走行中にドアが開くおそれがある。
改善措置は、全車両で前後左右のドアラッチを対策品と交換する。
