ジャガー、90周年を記念して ロンドンレッドの「TYPE 00」と「SS JAGUAR」をロンドンの街中で披露

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ジャガーは12月2日(英現地時間)、90周年を記念して「SS JAGUAR」と新生ジャガーのDESIGN VISION CONCEPT「TYPE 00」を、ザ・チャンセリー・ローズウッド・ホテル前で披露した。ミッドセンチュリー、モダニズムのライン、現代英国の芸術性を融合させた同建物は、ジャガーの芸術的挑戦を反映している。

1935年ロンドンでデビューしたSS JAGUARは、ジャガーの名を冠した最初のモデルであり、創業者ウィリアム・ライオンズ卿の信念である「Copy Nothing」を体現。低いルーフラインと長く伸びたボンネットは、1900年代初頭当時の常識を大胆に覆し、多くの英国車が縦長で実用的であった時代に、長いボンネットと流れるようなラインを採用することで、洗練された車高の低いシルエットを実現した。

ジャガーの真髄を示すDESIGN VISION CONCEPTのTIPE 00は、大胆不敵なステートメント、羨望の的となるような存在感、力強いフォルム、活気あふれるプロポーションは、未来のジャガーにインスピレーションを与え、現代のジャガーを再定義するモデル。

90年の時を隔てながらも「Copy Nothing」という信念によって結ばれた2台のモデルは、それぞれの時代における伝統からの脱却を象徴。SS JAGUARは当時、ジャガーブランドを確立したモデルであり、TYPE 00は現代におけるジャガーの未来を暗示するモデル。

今回はジャガー90周年を記念して、ケンジントンの街並みにインスピレーションを得た新色「ロンドンレッド」を纏ったTYPE 00とSS JAGUARを並べることで、ブランドの伝統を称えると同時に未来を示唆した。

ロンドンレッドは、ジャガーによるモダンラグジュアリーの新しい表現であり、ロンドンを代表する地区に佇む赤レンガ造りのヴィクトリア朝建築が持つ揺るぎない美しさ、アート作品を際立たせるギャラリーウォールの優雅さ、深紅の電話ボックスから赤い二階建てバスに至るまで、ロンドンを象徴する赤いシンボルから着想を得た特別なカラー。時代を超えた芸術性と大胆なデザインへのオマージュとして、ジャガーのマテリアルチームによって手作業で仕上げられている。

 

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