ホンダ、「S660」発売10周年を記念した832台によるパレードを実施、ギネス世界記録に認定

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ホンダは11月17日、「S660」(2022年3月生産終了)の832台におよぶパレードを11月15日に鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で実施し、「最大のホンダ車パレード」として“ギネス世界記録™(英名:Largest parade of Honda cars)”に認定されたと発表した。

2015年4月に発売されたS660は、あらゆる場面でいつでもワクワクする、心が昂る本格スポーツカーを追求し、ホンダらしい「走る喜び」の実現を目指して開発された軽自動車規格の2シーター・オープンスポーツ。2022年3月の生産終了後も根強いファンが多数いるモデルだ。

同パレードは、S660のオーナーで構成されるクラブ「S660 Chubu Community」が主催し、S660発売10周年となる2025年に、記録に残るイベントを実現したいという想いで企画されたイベント。

当日は、全国から集まったS660オーナーに加え、車両の開発や生産に携わったホンダの従業員も参加。合計832台のS660が鈴鹿サーキットの本コースをパレードし、ギネスワールドレコーズ公式認定員の審査により、すべての規定を満たすことが確認され、ホンダ車による最大パレードとして正式にギネス世界記録™に認定された。

自動車パレード台数に関するギネス世界記録™は、メーカーや車種別の記録に加え、バスやクラシックカーなど、車の種類別でも記録が定められており、これまでのホンダ車によるパレードの世界記録台数は、2010年5月9日に栃木県のモビリティリゾートもてぎ(栃木県芳賀郡茂木町、当時の名称は“ツインリンクもてぎ”)で認定された2シーター・オープンスポーツの「BEAT(ビート)」(1996年10月生産終了)による569台であり、今回の認定は記録を更新する形となった。

 

<ギネス世界記録™の認定概要>

  • 英語登録名:Largest parade of Honda cars
  • 日本語登録名:最大のホンダ車パレード
  • 記録対象:ホンダ車認定台数 832台
  • 運営団体:ギネスワールドレコーズ(1955年にイギリスで創設され、あらゆる分野における世界一を公式に認定・記録する国際的な機関)
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