アウディ ジャパンは10月21日、「A3 スポーツバック/セダン」にquattro四輪駆動モデルの40 TFSI quattroを追加し、同日より全国のアウディ正規ディーラーを通じて発売した。
A3シリーズは、手頃なボディサイズでありながらアウディらしいスポーティかつエレガントな外装デザインと、先進のデジタル技術を搭載した内装を兼ね備え、優れた走行性能を実現したプレミアムコンパクトのパイオニアとして、30年近く高い人気を誇るハッチバック/セダンモデル。2024年12月には高性能・高効率を実現するパワートレインを採用するなど、第4世代へと進化が図られた。
今回追加設定したquattro四輪駆動モデルである40 TFSI quattroでは、S3およびRS 3といった高性能スポーツモデルに限られていた、アウディのアイコンテクノロジーであるquattroを採用。スポーツバック、セダンともにadvancedとS lineをラインナップした。
150kW(204ps)/320Nmを発生する2.0 TFSIエンジンを搭載し、アウディのアイコンテクノロジーquattro四輪駆動システムと組み合わせ、quattroには電子制御式油圧多板クラッチを採用。前後のトルク配分を最適化して、安定した加速とスポーティなコーナリングをかなえたダイナミックな走りを実現。
また、最新の安全技術を採用したドライバーアシスタンスシステムに含まれる、オプションのパークアシストをアップデート。ステアリング操作の支援をするだけでなく、加速やブレーキ、ギアの操作まで支援が拡張された他、障害物を検知すると、必要に応じて自動でブレーキが作動し、危険回避を支援する。
なお、30 TFSI に新たに標準装備となった、車両前方を横切る車両を検知するフロントクロストラフィックアシストや、障害物を回避するスワーブアシスト、交差点での右折の際に対向車を検知するターンアシストも、40 TFSI quattroにも同様に搭載する。
【希望小売価格】541万円~599万円