国土交通省は、グリーンスローモビリティの車両導入を支援することを発表した。
環境への負荷が少なく、狭い路地も通行可能で、高齢者の足の確保や観光客の周遊に資する新たなモビリティとして期待されているグリーンスローモビリティの車両導入補助について、執行団体である一般社団法人低炭素社会創出促進協会が公募を行っている。
国土交通省は、2050年温室効果ガス総排出量80%削減の長期目標を達成させるため、2040年頃を目途に温室効果ガス総排出量80%削減を達成した先導的モデル(地域循環共生圏)の構築を目指し、脱炭素型交通をテーマに技術、制度のイノベーションを適宜取り入れ、また民間の資金を活用しながら継続的なモデル構築を実施していく事業を支援する。脱炭素型地域交通モデル構築にあたり、環境省と国土交通省が連携して、グリーンスローモビリティ(電動で、時速20km未満で公道を走ることが可能な4人乗り以上のパブリックモビリティ)の車両導入(補助率1/2)に対する支援を実施する。
公募主体は、民間企業、地方公共団体、一般社団法人・一般財団法人等で、公募実施期間は、令和元年7月31日(水)17時まで(必着)となっている。