日産、今秋発売予定の新型「ルークス」発表、“かどまる四角”モチーフを採用した愛嬌あるデザイン、価格は167万2000円~236万3900円

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日産自動車は9月19日、8月22日に先行公開した日産新型「ルークス」を発表した。発売は今秋を予定している。

今回発表した新型ルークスは、前型モデルに続いて、日産自動車と三菱自動車工業の合弁会社NMKVのマネジメントのもと、日産が企画、開発を行った軽自動車。

パワートレーンでは、エンジンの燃費性能と静粛性能の改善を図り、快適な移動空間を実現。さらに、防音効果のある遮音シートや高機能吸音材をドアやタイヤ周りに採用し、車外からの騒音を気にすることなく会話が楽しめる空間を実現した。

外装では、ルークスのネーミングの由来である「Roomy×Max」をデザインコンセプトに、「かどまる四角」をモチーフとしたデザインをヘッドライト、リヤコンビネーションランプ、ドアハンドル、ホイールなど随所に取り入れることで、ぬくもり感と遊び心を表現。

車体色には、日本の伝統的な建築様式である「唐破風(からはふ)」にインスピレーションを受けた新たな2トーンカラーを採用。「セラドングリーン」「シナモンラテ」「セトブルー」を新色として採用することで、ハイウェイスターシリーズに6通りの2トーンと7色のモノトーン、スタンダードシリーズに7色のモノトーンを設定し、全17通りの多彩なバリエーションをラインナップした。

内装では、「Breeze(そよかぜ)」をデザインコンセプトに、乗る人全員がリラックスできる居心地よい空間を目指して開発。乗りこんだ瞬間に開放感をもたらすデザインを採用し、ヘッドレストやスピードメーターなどに「かどまる四角」の遊び心あるデザインモチーフを取り入れている他、12.3インチの統合型インターフェースディスプレイによるシームレスな空間が上質な乗り心地を実現し、リビングルームのような心地よい室内空間とした。

また、シートトリムには柔らかい肌触りと伸縮性により、しっかりと体を包み込むメランジ生地を採用し、自宅のソファのような快適性を目指し、後席ではシートの着座接地面を拡大し、体圧をより分散させるように改良を施したことに加え、振動吸収性に優れる高密度のウレタンを採用したことにより、走行中に体が振られることを抑制し座り心地を向上。

室内長は前型より115mm拡大し、2315mmを実現している他、後席ニールームについても前型同様795mmの広さを確保。荷室においても荷室最大長675mmを確保し、大人4人が広々と過ごせる空間を実現した。

また、「インテリジェント アラウンドビューモニター」(移動物検知、3Dビュー機能付)をはじめとする多くの先進運転支援技術を搭載し、室内空間、走行性能、使い勝手など全方位での進化を図った。

安全面では、「インテリジェント アラウンドビューモニター」に、「インビジブルフードビュー」、「3Dビュー」、「フロントワイドビュー」の3つの新しい表示機能を搭載。また、「プロパイロット」に加え、「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」、「インテリジェント BSI(後側方衝突防止支援システム)」、「BSW(後側方車両検知警報)」、「RCTA(後退時車両検知警報)」などを搭載し、優れた安全性能を実現。

【希望小売価格】167万2000円~236万3900円

 

 

日産モータースポーツ&カスタマイズ株式会社(略称「NMC」)は9月19日、新型「ルークス」をベースにしたカスタムカー「AUTECH LINE」と、ライフケアビークル(LV)「助手席スライドアップシート」を発表した。発売は今秋を予定している。

新型ルークス AUTECH LINEは、クール&アグレッシブを商品コンセプトに、専用デザインのフォグランプフィニッシャーや15インチアルミホイール、シルバー色ドアミラー、新型ルークスで唯一のブラック基調のインテリアを採用したカスタムカー。シート地には、スタイリッシュな意匠と上質な手触りに加え、防水機能も兼ね備えた専用の合皮素材を採用。

新型ルークス 助手席スライドアップシートは、助手席が車両の外側に電動で回転・昇降することで、車への乗り降りが楽に行える車両。さらに広く快適になった室内空間とゆとりのあるドア開口高で、背の高い方でも頭上を気にせず安心してスムーズに乗り降りが可能。

【希望小売価格】[ルークス AUTECH LINE]225万8300円~246万2900円[ルークス 助手席スライドアップシート]194万5000円~248万8000円(消費税非課税)

 

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