レクサスは4月23日、上海モーターショー(開催期間:4月23日~5月2日)において、新型「ES」を世界初公開した。なお、国内発売は2026年春頃を予定している。
1989年にLSとともに販売を開始したESは、優れた静粛性と乗り心地、広い室内空間を特徴としたグローバルフラッグシップモデル。これまでに80以上の国や地域において販売してきたレクサスの基幹モデルだ。
今回のフルモデルチェンジで8代目へと進化した新型ESでは、“Experience Elegance and Electrified Sedan”をコンセプトに、静粛性と乗り心地の向上とともに、ユーザーのニーズに寄り添い、あらゆるシーンで上質な移動体験を提供するセダンを目指して開発。また、マルチパスウェイを通じたカーボンニュートラルの実現に向けて、HEVとBEVのパワートレーンをラインナップ。
デザインでは、次世代BEVコンセプト「LF-ZC」のデザインに着想を得た表現に挑戦し、新型ESからはじまるレクサスの新たなデザインを体現しており、エレガントなデザインをより深化させながら、クリーンで心地良い独自の世界観を実現した。
外装では、新型ESのパッケージングとセダンが最も美しく見えるプロポーションの両立を追求した流麗なデザインを実現している他、内装では、物理スイッチを内装に同化させることで、機能性と上質なデザインを両立した世界初の「Responsive Hidden Switches(レスポンシブヒドゥンスイッチ)」や、パーソナライズされた体験価値を提供する「Sensory Concierge(センサリーコンシェルジュ)」をレクサス初採用。
さらに、クルマの基本素性と電動化技術を徹底的に鍛え上げることで、ドライバーとクルマが一体となったような優れた操縦性能、上質な乗り心地や快適性を高い次元で両立。その他にも、先進性と利便性を高めた次世代のマルチメディアや、進化したLexus Safety System +などの先進安全技術を積極的に採用した。
<新型「ES」の主な特長>
①機能的本質や動的性能に根差したプロポーションと独自性の追求
- ESらしさの深化とマルチパスウェイを両立させる、新しいセダンプロポーション
- 空力性能を追求し、走りの良さを想起させるダイナミックなフォルム
- シンプル、クリーンで、開放感と見晴らしの良い室内空間を提供
②静粛性と乗り心地の継承と、走りの深化
- 専用開発したプラットフォームと徹底した体幹強化による、上質な乗り心地の実現
- パワートレーンラインアップを刷新し、電動化による新たなドライビング体験を提供
- ドライバーの意図に忠実な走りを支える電子制御技術
③レクサスらしい世界観を体現する最新技術
- 機能性と上質なデザインを両立した世界初の「Responsive Hidden Switches(レスポンシブヒドゥンスイッチ)」
- イルミネーションや空調、フレグランスなどの連動により、LEXUSならではのパーソナライズされた体験価値を提供する「Sensory Concierge(センサリーコンシェルジュ)」
④より安全・安心なドライブに寄与する先進安全技術
- 先進予防安全技術Lexus Safety System +
- 先進装備による安全・快適の追求