BYD Auto Japan(略称「BAJ」)は4月1日、国内で販売しているBYD製電気自動車(EV)のラインアップの一部見直しを実施し、エントリーモデルの追加および新価格の適用を開始すると発表した。
BYDでは、1月24日に開催したBYD事業方針発表会の中で、乗用車を担当するBAJの今後の活動として、「創業期から成長期」に向けた3つの活動(①さらなる認知獲得のための「話題づくり=コミュニケーションの強化」②お客様に安心をお届けする「拠点づくり=販売店ネットワークの拡大」③クルマの電動化社会と日本の低炭素社会を推し進めるための「実績づくり=プロダクトの拡充」)と、3つの約束(①多くの人々のeモビリティへの移行をサポート②さらなる電動車両の普及を促進③日本の政府目標(CO2排出削減)の達成に貢献)を宣言。
今回の商品ラインアップの一部見直しとエントリーモデルの追加および新価格の適用については、上記の「創業期から成長期」に向けた経営方針の一環として行うもので、BAJの今後の中・長期的な車種展開に備えて、商品ポートフォリオの最適化を推進するとしている。
今回の見直しでは、日本の乗用車市場のメインストリームに近い価格帯にBYDのEVをエントリーモデルとして新設し、さらに、人気のSUVモデルも抑えた価格設定にすることで、購入意欲の向上を目指している。