三菱ふそう、改良した高度運転支援機能を搭載した大型トラック「スーパーグレート」を発売、車種ラインナップを追加

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三菱ふそうトラック・バス(以下「 MFTBC」)は3月25日、高度運転支援機能を改良し、車種ラインアップを追加した大型トラック「スーパーグレート」を発売した。

 

<「アクティブ・ドライブ・アシスト3」に進化した運転自動化レベル2の高度運転支援システムを新規搭載 >

2019年にスーパーグレートに搭載した運転自動化レベル2の高度運転支援機能「アクティブ・ドライブ・アシスト」(全車オプション設定)に、高速道路走行中の車線変更時に衝突回避をサポートする先進安全システムを新規搭載した。

同システムでは、車速60km/h 以上で方向指示器を作動させて車線変更を行う際、左右の車線を並走している車両をミリ波レーダーで検知し、衝突の危険があるとシステムが判断した場合にレーンキープ機能、あるいは車線逸脱防止機能を作動させることで、車線変更に対する注意喚起を実施。

同システムの追加で「アクティブ・ドライブ・アシスト3」としてさらに進化した高度運転支援機能によって、高速走行時の安全を強化した。

 

<FU型ショートキャブに「6R20」型エンジン(総排気量10.7L)の設定を新たに追加>

スーパーグレート現行モデルで、FU型(6×2)ショートキャブモデルに「6R20」型エンジン(総排気量10.7L)を設定した車型を新たに追加。高床仕様のFU型は、ロールボックスパレットと呼ばれるキャスター付きの高さがある荷役台車に荷物を載せたまま運搬し、荷役作業を迅速かつ効率的に行えるパレット輸送に適した車型。

FU 型ショートキャブに新規設定した6R20型エンジンは、燃焼システムの最適化により低燃費で力強い走破性を持つ優れた燃費効率のエンジン。燃焼効率を高めることで小型軽量化も実現し、軽量化によって積載量も向上した他、FU型はタイヤの数が少ないため、メンテナンスコストが削減できるというメリットもあり、環境に配慮した効率的な輸送を実現する。

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