スバル「WRX S4」の一部改良でよりスポーティな内外装に刷新、特別仕様車「STI Sport R-Black Limited」を設定 -

スバルは12月12日、「WRX S4」の一部改良を実施、同日より発売した。

WRX S4は、優れた走行性能と4ドアセダンの実用性を兼ね備えたスバルのAWDパフォーマンスを象徴するモデル。

今回の一部改良では、STI Sport R EXのホイールデザインを、切削光輝からブラック塗装へ変更した他、ボルドー／ブラック本革シートの配色を変更することで、スポーティさを強調した一体感のある室内空間とした。また、車体色の展開を見直し、“ギャラクシーパープル・パール”を新たに設定した。

運転支援に関連する装備では、「ドライバーモニタリングシステム」と「ドライバー異常時対応システム」の連携を強化。長時間のステアリング無操作のみならず、ドライバーのわき見や居眠りでも、「ドライバー異常時対応システム」が作動するようになった他、断続的なブレーキでドライバーに注意を促すパルスブレーキと、コーストダウン（惰性走行）を追加するとともに、「ドライバー異常時対応システム」作動によるハザードランプ点滅のタイミングを、減速制御開始と同時に変更。

さらに、アイサイトの「車両中央維持制御」と「先行車追従操舵制御」を改良。直線路の車線中央付近を走行中は、介入操舵がしやすいように軽めの操舵感とし、急なカーブや白線付近を走行している場合は安全性を考慮して重めの操舵感にすることで、安全性を向上した。

加えて、STI Sport R EXをベースとした特別仕様車「STI Sport R-Black Limited」を新たに設定。内装では、インパネミッドトリム、およびドアトリムをスエード調にするとともに、ブラックのRECAROフロントシート（STIロゴ入り）を採用。外装では、ドアミラーやルーフアンテナなどをブラックにすることで、さらにスポーティさを際立たせ外観に刷新された。

＜ベース車「STI Sport R EX」に対する「STI Sport R-Black Limited」の特別装備＞