マツダは10月10日、新型「CX-80」を全国のマツダ販売店を通じて発売した。
国内におけるラージ商品群の第二弾となるCX-80は、圧倒的な運転体験と上質で心豊かな移動体験を両立し、時代要請に応える高い環境性能やドライバーに寄り添う先進安全装備を採用した、高い環境性能と安心安全のカーライフの提供を目指した、マツダの国内市場におけるフラッグシップモデル。
＜人馬一体の走りと優れた燃費性能を両立する3種類のパワートレイン＞
パワートレーンでは、①電池容量17.8kwhの大容量バッテリーと大型モーターを組み合わせることで力強い走りとモーター走行による環境性能の向上を両立した“e-SKYACTIV PHEV 2.5リッター直列4気筒ガソリン+モーター”、②マツダ独自のハイブリッド技術「M HYBRID BOOST（48V マイルドハイブリッド）」を組合せることで圧倒的なトルクによる豊かな走りと優れた燃費性能を高いレベルで実現した“e-SKYACTIV D 3.3 3.3リッター直列6気筒ディーゼルエンジン+モーター”、③俊敏な走りと優れた燃費性能を実現した“SKYACTIV-D 3.3 3.3リッター直列6気筒ディーゼルエンジン”の3種類をラインナップ。
また、「SKYACTIV マルチソリューションスケーラブルアーキテクチャー」を採用し、日常の走行シーンにおける快適な乗り心地と、高速・高Gシーンでも安心感の高いスタビリティを両立。サスペンションは、前輪にダブルウィッシュボーン、後輪にマルチリンク形式を採用。徹底したチューニングにより上質な乗り心地を実現。
さらに、後輪駆動ベースのAWDならではの旋回性と安定性を活かし、高速道路での高い直進安定性とライントレース性を実現した他、旋回時の車体の浮き上がりを抑制する「キネマティック・ポスチャー・コントロール（KPC）」を採用した。
＜優雅で上質な内外装デザインを採用＞
外装では、3列シートレイアウトのリッチな空間を強調しながら、マツダらしいエレガンスを追求することで、堂々とした存在感を実現。車体色には、マツダの「匠塗」第4弾となる「アーティザンレッドプレミアムメタリック」を採用。深い熟成を感じさせる赤で、これまでにない深みと上質感を表現。また新たな価値を創造していく新色として「メルティングカッパーメタリック」を開発。溶かして固めた銅の表面に薄くサンドブラストをかけたような表情を持ち、色気と上質感、スポーティーさと優雅さを表現した。
内装は、1列目では水平基調のインストルメントパネルとサイドルーバーの造形による、ワイド感と縦置きレイアウトを強く感じさせる存在感あるコンソールにより上質な室内空間とした他、 2列目ではゆとりと豊かさを感じられる素材と空間を採用し、3列目では前方および側方に開放感を感じる空間デザインを採用することで心地良い室内空間を実現した。
＜乗員全員が快適に過ごせるゆとりのある居住空間＞
2列目は、座席間にコンソールがあるセパレートのキャプテンシートを筆頭に、キャプテンシートでコンソールが無くウォークスルーが可能な仕様、3人掛けとなるベンチシートの3種を設定している他、 3列目では身長170cm相当の乗員でも余裕をもって快適に座れる状態となるよう設計。
また、 ハンズフリーリフトゲートに室内機能照明、USB TYPE-Cに対応した外部機器連携、3列目ベントクーラーや充実のドリンクホルダー等、充実した便利機能を採用。
- 荷室空間では、 3列目シート使用時でもゴルフバッグやベビーカーが搭載できる空間を確保した他、2列目／3列目シートを格納することでさらにゆとりのある荷室空間を実現。3列目格納時の荷室フロア傾斜を5度以下に抑え、さらに2列目／3列目格納時のフロアからリフトゲート掃き出しまで段差が無いフラット構造にすることで家具やサーフボードなどの長尺物の積載にも配慮した。
＜ドライバーに寄り添う先進安全装備を採用＞
ドライバーの異常時に事故被害を軽減するための機能“ドライバー異常時対応システム（DEA）”、ドライバーの前方不注意や運転不適状態に対して、ドライバーに危険を気づかせ安全運転をサポートすることを目的としたリスク低減機能を進化した“クルージング&トラフィック・サポート（CTS）緊急停止支援機能付”を装備。
【希望小売価格】394万3500円～712万2500円
