日産自動車は10月3日、「セレナ」e-POWER車に電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」を搭載した4WDグレードを設定し、11月中旬に発売すると発表した。
1991年に初代モデルが登場したセレナは、ゆとりのある室内空間、デザイン性と機能性を兼ね備えた装備、クルマ酔いを軽減する工夫や充実した先進技術等を特長とした、日産を代表するミニバンだ。
e-4ORCEは、日産の電動化技術と4WD制御技術、シャシー制御技術を統合することで、日常からアウトドアまで、すべてのシーンで「走る・曲がる・止まる」という性能を向上した電動駆動 4輪制御技術。
今回は、セレナ e-POWER車にe-4ORCEを搭載した4WDグレードを新たに設定。前後2基の高出力モーターと左右のブレーキを統合制御することで4輪の駆動力を最適化し、雪道や山道等での走行性能を向上した他、市街地走行においても優れた乗り心地を実現した。
【希望小売価格】361万4600円～408万8700円
また、日産モータースポーツ＆カスタマイズは10月3日、セレナのカスタムカー「AUTECH」、ならびに、「ステップタイプ」、福祉車両「セカンドスライドアップシート」、車中泊仕様の「マルチベッド」のe-POWER車に、電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」を搭載した4WDグレードを設定するとともに、e-POWER 2WDのスポーティグレード「AUTECH SPORTS SPEC」を新たに設定した。なお、発売は4WDグレードは11月中旬、AUTECH SPORTS SPECは12月上旬を予定している。
今回、日産の電動化技術と4WD制御技術、シャシー制御技術を統合することで、日常からアウトドアまで、すべてのシーンで「走る・曲がる・止まる」という性能を飛躍的に向上した電動駆動 4輪制御技術のe-4ORCEを、AUTECH、ステップタイプ、セカンドスライドアップシート、マルチベッドのe-POWER車に搭載した。
AUTECH SPORTS SPECは、ハンドリングや加速感をチューニングした、スポーティでありながら高級感漂うスタイリングを伸長させたブランド“AUTECH”シリーズのモデル。
セレナで唯一の17インチタイヤを装着し、ボディ、サスペンション、パワーステアリング特性のチューニングが施されている他、遮音性能の向上等により、優れた操縦安定性とミニバンとして後席の同乗者も含めた上質な乗り心地を実現。
さらに、専用チューニングコンピューターを採用したことにより、e-POWER車ならではのパワフルで気持ちの良い加速フィーリングの進化を図った。
【希望小売価格】［AUTECH（4WD）］448万6900円［AUTECH SPORTS SPEC］438万6800円［ステップタイプ（4WD）］412万6100円～439万6700円［セカンドスライドアップシート（4WD）］407万9000円～432万5000円（消費税非課税）［マルチベッド（4WD）］465万9600円～503マン5800円
