ジープ初のEVモデル「アベンジャー」発売、新型モデル発売を記念した限定車「アベンジャー ローンチ エディション」も登場

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ステランティスジャパンは9月26日、ジープ・ブランド初の電気自動車(EV)「アベンジャー」を発表し、同日より全国のジープ正規ディーラーを通じて発売した。また併せて、新型モデルの発売を記念した限定車「アベンジャー ローンチ エディション」を150台限定で発売した。

アベンジャー成約者には、全国の充電スポットで使える「Jeep Charging カード」を先着500名にプレゼント。カード発行料手数料に加え、普通・急速充電が使える月額会員料金および月180分相当の充電料金を6か月間無償で提供する。

 

<ジープ・ブランド初のEVモデルとなる新型アベンジャー>

新型アベンジャーは、2022年発表の「コマンダー」以来、約2年ぶりにジープ・ブランドのラインナップに加わる新型モデル。

パワートレーンには、54kWhのバッテリーを装備し、一充電航続距離(WLTCモード)は486kmを実現し、普通充電および急速充電に対応。車両下部に設置されたバッテリーは、約200万km以上にわたってテストが実施され、オフロード走行時は下からの衝撃をアンダーボディのスキッドプレートが保護する。

また、ジープ・ブランドの前輪駆動車として初めて、「Selec-Terrain(セレクテレイン)」と「ヒルディセントコントロール」を標準装備。Selec-Terrainシステムは、ノーマル(日常時)、エコ(航続距離を延長)、スポーツ(出力を向上)、スノー(凍結した道路やトレイルで最大限のトラクションを発揮)、マッド(ぬかるんだ路面でのグリップ力を向上)、サンド(砂地で最大限のトラクションを発揮)の6つの走行モードから選択が可能。

外装では、ヘッドランプよりも前面に配置された「7スロットグリル」やサイドの盛り上がったフェンダー部分が力強い印象を演出。リアには、ジェリー缶のデザインからインスパイアされた「X」のシグネチャー・ライトを装備しており、この「X」をカモフラージュデザインに仕立てた「X-camo」は、「Avenger」のモチーフとして様々な部位に使用されている。また、ジープの他モデルでも用いられる、遊び心溢れるアイコン(隠れキャラクター)は、フロント/リアウィンドウ、フロントスポイラー、テールゲート、ルーフレール部分に隠れている。

“Design to function(機能性を考慮したデザイン)”を意識した内装では、多くの収納スペースを設置。ダッシュボード下部、大型センターコンソールおよびドアポケット等、計約26ℓのスペースがあり、大型センターコンソール内の仕切りは、取り外すことも可能。ラゲッジルームは355ℓの容量を備えている。

さらに、アダプティブクルーズコントロール (STOP & GO機能付)、レーンポジショニングアシスト、レーンキーピングアシスト、トラフィックサインレコグニション、衝突被害軽減ブレーキ、ドライバーアテンションアラート、ブラインドスポットモニター、ハンズフリーパワーリフトゲート等の運転支援機能を搭載した。

車体色には、ジープ・ブランドとして新色の「サン」および人気の「グラナイト」、「ボルケーノ」、「スノー」の4色を設定。

 

新型モデル「Avenger」の発売を記念した限定車「アベンジャー ローンチ エディション」>

ベースモデルにパワーサンルーフ、18インチアルミホイール、ブラックペイントルーフおよびイエローダッシュボードの特別装備4点に加えて、本物を忠実に再現した1/43サイズのダイキャスト、総額約33万円相当の装備を付けた限定モデル。

 

<デザインアクセントとして使える純正アクセサリーパーツを発売>

アベンジャーの発売に合わせて、X-camoデザイン サイドミラーカバー、X-camoデザイン インテリアミラーカバー、X-camoデザイン センターコンソールカバー、X-camoデザイン プレミアムフロアマット、リバーシブルカーゴトレイ、ドアシルガード等、デザインアクセントとして使用できる6種類の純正アクセサリーパーツを発売した。

 

【希望小売価格】[アベンジャー]580万円[限定車 ローンチ エディション]595万円

 

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