フォルクスワーゲン ジャパンは9月13日、7月3日に発表した新型「パサート」のメーカー希望小売価格を決定し、同日より全国の正規販売店を通じて予約注文の受付を開始するとともに、7月3日に発表した「ティグアン」、「ゴルフ」、「ゴルフ ヴァリアント」については暫定価格を取り決め、同日より全国の正規販売店を通じて予約注文の受付を開始した。なお、今回発表した価格を上限として、今後、正式なメーカー希望小売価格を決定して改めて公表するとしている。
<新型ティグアン>
パワートレインとしてティグアン初の気筒休止機構と48Vマイルドハイブリッド機構を備える4気筒1.5リッターガソリンエンジン「eTSI」(FWD)と、日本でも人気の高い2.0リッターTDIクリーンディーゼルエンジンにフルタイム4WDシステムを組み合わせた「TDI 4MOTION」を導入。
進化版アーキテクチャー「MQB evo」の採用により、上級セグメントに採用される装備を装着する等、プレミアムSUVとしての魅力を向上。ボリュームセグメント初となる2バルブ独立制御式のアダプティブシャシーコントロール「DCC Pro」を採用することで、ダイナミックな走りと快適性の両立を、さらに高いレベルで実現。
インフォテイメントは操作性とレスポンスを向上させた新世代「MIB4」を搭載し、15インチの大型タッチディスプレイも選択が可能。従来のマトリックスヘッドライトは繊細な制御が可能な片側19,200個の高精細なマルチピクセルLED「IQ. LIGHT HD」へ進化。
<新型パサート>
ステーションワゴン専用モデルとなった新型モデルでは、ボディサイズを拡張し、後席の居住性を向上した他、日本のステーションワゴンとして最大級の積載能力を有する荷室等、様々な用途・ライフスタイルに適応するプレミアムステーションワゴンの機能性を進化。
パワートレインには、気筒休止機構と48Vマイルドハイブリッド機構を備える4気筒1.5リッターガソリンエンジン「eTSI」(FWD)と、2.0リッターTDIクリーンディーゼルエンジンにフルタイム4WDシステム4MOTIONを組み合わせた「TDI 4 MOTION」さらにプラグインハイブリッドモデルをラインナップ。
進化した「MQB evo」アーキテクチャーを採用し、「DCC Pro」や新型インフォテイメント「MIB4」を搭載して機能性を向上した。
<新型ゴルフ(ハッチバック)/ゴルフ ヴァリアント(ステーションワゴン)>
パワートレインには2種類の出力をもつ48Vマイルドハイブリッド4気筒1.5リッター eTSIエンジン(85kW/116PSまたは110kW/150PS)に加え、デュアルAdBlue噴射機構のツインドージングシステムを備えた2.0リッターTDIクリーンディーゼルエンジンをラインナップ。ゴルフには2.0リッター TSI(195kW/265PS)エンジンが搭載された伝統のスポーツグレード「GTI」を設定。
内外装をブラッシュアップし、日本初採用のイルミネーション付き「VW」エンブレムが精悍な外観を強調。インフォテイメントシステムは最新の「MIB4」へと進化し、12.9インチ大型タッチディスプレイによる視認性と、演算処理の向上による地図スクロールなどのレスポンスが大幅に向上した。
【希望小売価格】[ゴルフ]349万9000円~549万8000円(暫定価格)[ゴルフ ヴァリアント]363万9000円~485万6000円(暫定価格)[ティグアン]487万1000円~653万2000円[パサート]524万8000円~679万4000円