FIA世界耐久選手権にグッドイヤーが復帰!WECに向けた新たなタイヤ開発

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グッドイヤーは、ル・マン24時間を含むFIA世界耐久選手権(WEC)用の新たなタイヤ開発を行い、欧州と国際スポーツカーレースに再び参戦することを発表した。

WECは、四つの大陸で開催される長距離レースで構成されており、ル・マンはシーズン最終戦に予定されている。グッドイヤーは過去、このル・マン24時間レースで通算14勝を上げている。

国際レースへの復帰にあたり、最初のステップとしてWECを選んだ。これは、様々なプロトタイプスポーツカーやGTカーのタイヤ技術を実証するための理想の舞台となるからだ。

グッドイヤーは、ドイツのハナウとルクセンブルグのコルマーベルグにあるイノベーションセンターで、1年以上にわたりル・マン用のプロトタイプタイヤを開発してきた。レース用タイヤは、イギリスのシルバーストンで開催される2019/2020WEC開幕戦で再デビューする予定だ。

なお、グッドイヤーのタイヤは前述の通り、ル・マン24時間レース通算14勝のほか、フォーミュラ1において未だ破られていない368勝という記録を持つ。また、アメリカのIMSAレース(スポーツカーレース)での経験も豊富だ。

一方、日本グッドイヤーでは、このレースタイヤ開発チームにより開発された、イーグルRSスポーツV3を本年度よりトヨタGR86/BRZレース(プロフェッショナルクラス)向けに販売している。

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