スーパーフォーミュラ・ヴァーチャルシリーズ開幕 新たなデジタルモータースポーツイベント

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日本レースプロモーションが主催するJAF認定「スーパーフォーミュラ・ヴァーチャルシリーズ第一回神奈川大会」が6月9日、イオンモール座間で開催した。大会はインターネットと当日会場で応募した中から抽選で選ばれた65名によって行われ、予選、準決勝、決勝の全てのセッションでトップに輝いたカルソニック選手が記念すべき第一回大会を制した。

同大会は、プレイステーション4用ソフト「グランツーリスモSPORT」を使用した新たなデジタルモータースポーツイベント。全4大会で構成され、今回の神奈川大会に続いて西東京大会、三重大会と各地のイオンモールで開催し、各大会の優勝者と準優勝者が10月27日にスーパーフォーミュラ最終戦の舞台である鈴鹿サーキットに集結し、頂点を決める。

神奈川大会で優勝を飾ったカルソニック選手は、「今年からプロゲーマーとして活動をはじめ、今回が初めての大会だったため絶対に勝ちたかった。最終戦でも良いレースができるように頑張りたい」と10月のレースに向け、意気込みを語った。

優勝したカルソニック選手(右)と準優勝のりおねる選手

準決勝のA・B組の上位3名で行われた決勝レースは富士スピードウェイを舞台に行なわれた。スタート直後ポールポジションのカルソニック選手をくろみ選手が第1コーナーでかわしトップに浮上。しかし2周目、カルソニック選手がくろみ選手と第1コーナーで並び、コカ・コーラ・コーナーでアウトからオーバーテイクし再逆転。さらに3番手のりおねる選手が差を詰め、ラスト2周は3台のマシンが接近する激しいレース展開となったが、カルソニック選手が0・141秒差で後続を抑えてチェッカー。2位にはりおねる選手が入賞した。実際のレースと変わらないスリリングなバトルで湧かせてくれた選手たちに会場からは盛大な拍手が贈られた。

優勝したカルソニック選手と準優勝のりおねる選手には、トロフィーと共に副賞として全日本スーパーフォーミュラ選手権第四戦のペア招待券が贈られた。

【大会スケジュール】

8月11日、第2回西東京大会(イオンモールむさし村山)
10月6日、第3回三重大会(イオンモール津南)
10月27日、鈴鹿グランド大会(鈴鹿サーキット特設会場)