メルセデス・ベンツと正規販売店契約を締結しているヤナセ(吉田多孝社長)は、メルセデス・ベンツの電気自動車(EV)を専門に取り扱うショールーム「メルセデスEQ青山」を東京・港区に新規オープンし、10月7日より営業を開始した。
「EQエキスパート」が常駐し、あらゆるEVニーズに対応
同店は、ヤナセとしては初、メルセデス・ベンツとしては2022年12月に世界で初めてオープンした「メルセデスEQ横浜」に続く国内2拠点目のEV専用ショールームとなる。
所在地は、明治神宮外苑に隣接するSDGs体験施設「ITOCHU SDGs STUDIO KIDS PARK」内に立地。ショールームには、常時3台のEVを展示するとともに試乗車を用意し、EVの専門知識を持った「EQエキスパート」が来店客のあらゆるEVニーズに対応していく。
また、青山通り沿いには2口の急速充電器1基と普通充電器1基を備えた充電スポットも併設された。
EV市場で存在感を高めるために
10月6日には開所式が行われ、EV専門店舗の開設は「2035年までにハイブリッド車を含む新車販売で電動車100%を実現するという日本政府のガイドラインを見据えた、トランスフォームの一環」と吉田社長。メルセデス・ベンツの購買層が支持する先進性やラグジュアリー性を前面に出すことで、普及スピードが加速するEV市場で存在感を高めていくとした。
メルセデス・ベンツは2019年の「EQC」導入後、2021年以降は都市型SUV「EQA」を皮切りに、「EQB」や「EQS」「EQE」、本年は「EQS」と「EQE」にSUVを設定、計7車種12モデルを展開。会場には日本限定30台の「EQS 450+ Edition 1」も展示された。
■メルセデスEQ青山(ヤナセ東京支店 青山ショールーム)
・所在地:東京都港区北青山2-3-1
・営業時間:平日10:00〜17:00、土日・祝日10:00〜18:00(月曜日・第2火曜日定休 *月曜日が祝日の場合は翌火曜日定休)