BMW日本法人は11月10日、新型「5シリーズ」にクリーンディーゼルエンジン& xDrive(四輪駆動システム)搭載モデルの初期生産限定車「523d xDrive ザ ファーストエディション」を設定し、同日から2024年2月までの期間限定で販売を開始した。納車は2024年第1四半期以降を予定している。
BMWが発売するラインナップの中核ともいえるミドル・クラス・セダン「5シリーズ」は、1972年に初代モデルが発売された。今夏に実施されたフルモデルチェンジで第8世代となった新型5シリーズでは、スタイリング、走り、デジタル機能を大幅に進化した他、シリーズ初となる電気自動車2モデルを設定し、内燃機関モデルに48Vマイルド・ハイブリッド・システムを搭載。さらにパワートレーンの充実化が図られた。
今回発表した523d xDrive ザ ファーストエディションは、2リッター直列4気筒クリーンディーゼルエンジンと4輪駆動システムを搭載する「523d xDrive M スポーツ」をベースに、専用デザインの20インチ アロイ・ホィール等の特別装備を採用した期間限定生産モデルだ。
外装では、バイ・カラー&スター・スポークデザインの20インチMライト・アロイ・ホイールに加え、パノラマガラスサンルーフ等を採用することで高機能装備を充実。スポーティな外観を強調した。
内装では、ブラックのアルカンターラ/ヴェガンザ仕様を採用している他、インストルメント・パネルを貫く大型のアンビエントライトを備えた“BMWインタラクションバー”や、センターコンソールに華やかな“クラフテッド・クリスタル・フィニュッシュ”を採用することで上質感のある室内空間とした。
車体色には、要望の多い“ミネラル・ホワイト”と“ブラック・サファイア”の2色を設定。
【希望小売価格】964万円