三菱自動車工は7月3日、第30回インドネシア国際オートショー（8月10日～）において新型コンパクトSUVを世界初披露すると発表した。また同日、ティザー動画と、ヤマハと協業したオーディオシステム“ダイナミックサウンド”のコンセプトムービーを公開した。
新型コンパクトSUVでは、「Best-suited buddy for an exciting life（毎日を愉しく過ごすことができる頼もしい相棒）」をコンセプトに、SUVらしいスタイリッシュで力強いデザインを採用しつつ、取り回しの良いコンパクトなボディサイズ、広い居住空間や多彩な収納スペース等を実現。さらに、あらゆる天候や路面に対応する安全・安心の走破性を実現しているという。
同社のコアマーケットのアセアン地域に投入を予定しており、アセアン地域の路面条件を再現した国内コースで試験を行った他、同地域において長期間に渡って徹底的に走行試験を実施し、走行性能を磨き上げた。荒れた路面でも安心のクラストップレベルとなる222㎜の最低地上高を確保し、路面状況に応じて選択できる4つのドライブモードを設定。ノーマル、グラベル、マッドに加え、激しい降雨による冠水路でもハンドルが取られにくく、安心して走行することができるウェットモードを三菱自動車として初採用した。
同ドライブモードでは、前左右輪の駆動力を調整して高い操縦性を実現するアクティブヨーコントロール（AYC）、タイヤのスリップを制御するトラクションコントロール、エンジン制御、パワーステアリング制御を統合制御することにより、さまざまな路面状況に対応することを可能としている。
また、アセアン地域のニーズに合わせて開発されたオーディオシステム「ダイナミックサウンドヤマハプレミアム」を、今回の新型コンパクトSUVに初搭載。楽器・音響機器の開発からホールや劇場の音響設計まで手掛けるヤマハとの共同開発により、リスニングルームである車両側に最適な音質向上策を施すことで、スピーカーの性能を最大限に発揮する他、走行時には車速に応じて、音量に加えて音質自体も補正する機能により、荒れた路面でも躍動感のある低音と、輪郭のはっきりした中高音を実現している。
◆新型コンパクトSUVティザー動画URL：https://youtu.be/QZNmbBko-u8
◆「ダイナミックサウンド」コンセプトムービーURL（英語のみ）：https://youtu.be/nO1GcPOBY2w
