ダイハツは6月23日、ダイハツ「ムーヴ」「キャスト」「ブーン」、スバル「ステラ」、トヨタ「ピクシス ジョイ」「パッソ」計6車種の運転者席、乗車装置（スマートアシスト用カメラ）に不具合があるとして7万3731台のリコールを国土交通省に届け出た。対象となる製作期間は令和元年10月1日～令和2年6月9日。不具合の発生件数は45件、事故の発生件数は物損事故が1件。
不具合の部位は運転者席、乗車装置（スマートアシスト用カメラ）で、予防安全機能（スマートアシスト）用カメラにおいて、ウインドシールドガラスへのカメラ固定用ブラケットの接着工程管理が不適切なため、接着力が弱いものがある。そのため、使用過程で当該ブラケットが剥がれ、最悪の場合、走行中に落下して前方視界を妨げるため、運転者席の基準を満足しないおそれがある。また、落下したブラケットの端部形状が乗車装置の基準を満足しないおそれがある。
改善措置は、全車両でカメラブラケットに接着補強材を追加する。
