フォードモーターカンパニーアジアにおける代表者Susanto, Bagusは11月25日、「マスタング」の灯火装置(制動灯)に不具合があるとして585台のリコールを国土交通省に届け出た。対象となる製作期間は平成26年10月3日~平成27年7月20日。不具合の発生件数は2件。
不具合の部位は灯火装置(制動灯)で、ブレーキペダルにおいて、ゴム製のブレーキペダルバンパーの材質が不適切なため、耐久性が不足している。そのため、使用過程おける劣化等によりブレーキペダルバンパーが破損し、脱落することがある。その場合、ブレーキランプが継続的に点灯する。また、ブレーキペダルを踏まなくてもエンジンが始動できてしまい、パーキングからシフトできるため、意図せずに車両が動き、最悪の場合、事故に繋がるおそれがある。改善措置は、全車両でブレーキペダルバンパーを対策品に交換する。