フォルクスワーゲングループジャパンは10月27日、アウディ「A6 55Tq」「A7 SB 55Tq」計2車種の緩衝装置(アンチロールバー)に不具合があるとして295台のリコールを国土交通省に届け出た。対象となる輸入期間は平成30年11月27日~令和元年5月18日。
不具合の部位は緩衝装置(アンチロールバー)で、アンチロールバーにおいて、端部の加工工程が不適切だったため、端部に微小なひび割れが発生し、素材が損耗するものがある。車両の使用により損耗が増加し、アンチロールバーがパイプ形状から扁平形状へ移行する端部部分で破断し、異音が発生するおそれがある。改善措置は、全車両で当該アンチロールバーを対策品と交換する。